2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ヘイフラワーとキルトシュー 

ヘイフラワーとキルトシュー 10/23 シネ・リーブル梅田シアター1 ★★★ →久しぶりに大阪のミニシアターで映画が見たくなって見に行った作品。どんな作品か全くチェックしてなくて、「とりあえず子どもの映画なら罪がのうてええやろ」というぐらいに軽い…

メゾン・ド・ヒミコ

メゾン・ド・ヒミコ 10/20 MOVIX京都シアター7 ★★★ →「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心監督と渡辺あや脚本の第二弾はゲイの父親を持つ娘の話であった。犬童監督の作品を全て見ているわけではないが、この人はボケ老人や身体障害者やゲイと言った…

七人の弔

七人の弔 10/16 京都シネマ3 ★★ →たけし軍団の才人・ダンカンの初監督作品。ダンカンが初めて脚本を書いた「生きない」という作品があって、これが結構面白かったので期待していたのだが、あんまり面白くなかった。完成度も割りと高いし、登場人物が多…

シン・シティ

シン・シティ 10/15 MOVIX京都シアター1 ★★★★ →「キャラクターが立てば、マンガは必ず売れる。 売れる売れないの全てはキャラクターにかかっている。」 小池一夫劇画村塾の塾生であった板垣恵介はこの言葉に衝撃を受けたという。この言葉は劇画界…

☆仰げば尊し

☆仰げば尊し 10/11 高槻松竹セントラル(特集上映人生名画劇場) ★ →松竹大船の”反逆児”渋谷実の遺作。1965年の「大根と人参」を最後に松竹を離れた渋谷実はその翌年に本作を東京映画(東宝)で監督。そして、その14年後に世を去ります。もしかしたら病…

☆男ありて

☆男ありて 10/11 高槻松竹セントラル(特集上映人生名画劇場) ★★★ →日本で最も人気のあるスポーツと言えばやはりプロ野球だと思うのだが、その割にはプロ野球を題材にした映画は少ない。そして名作もほとんどない。「ミスター・ルーキー」がややマシと…

☆人生とんぼがえり

☆人生とんぼがえり 10/10 高槻松竹セントラル(特集上映人生名画劇場) ★★★ →1955年の作品。監督はマキノ正博で主演は森繁久彌。マキノ正博は後世の東映の印象が強いが東宝において森繁を主演にした「次郎長三国志」シリーズを撮っており、森繁とも縁の…

☆巨人伝

☆巨人伝 10/10 高槻松竹セントラル(特集上映人生名画劇場) ★★ →伊丹十三のお父さんで日本映画随一の知性派と呼ばれた伊丹万作監督の遺作。この人の作品はほとんど現存しておらず、今日では評価も難しい。1938年に撮った作品が最後で1946年に46歳の若…

蝉しぐれ 

蝉しぐれ 10/9 TOHOシネマズ高槻スクリーン7 ★★★ →これは市川染五郎を見る映画だな。歌舞伎はもちろんのこと、劇団☆新感線の舞台「髑髏城の七人〜アオドクロ〜」への出演とか精力的に活動していて、最も注目していきたい俳優の一人である。先日、大阪松…

ルパン 

ルパン 10/5 京都シネマ1 ★★★ →日本でルパンと言えばアルセーヌ・ルパンよりもその孫、ルパン三世(一応、彼はフランス人なんだよな。。)が頭に浮かんでしまい、次元大介や五右衛門の姿を探してしまう。が、これはモンキーパンチの漫画じゃなくてフラ…

王将

☆王将 10/1 高槻松竹セントラル(特集上映人生名画劇場) ★★★★ →実在の棋士阪田三吉(坂田三吉だと思っていたが阪田が正しいらしい)の生涯を描いた作品。(但し、後半は現実とは全く違う)三吉を演じたのは阪東妻三郎で監督は日本映画の革命児であった…

☆無法松の一生

☆無法松の一生 10/1 高槻松竹セントラル(特集上映人生名画劇場) ★★★ →剣戟王として戦前の映画黄金期を縦横無尽に駆けた阪東妻三郎の代表作。バンツマと言えば、田村高廣、田村正和のお父さんとしても有名であるが、この人の全盛期の人気は半端なものじ…

2005年10月に見た映画

星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。大体が星4つから2つまでの範囲です ★★★★★・・・映画ファンならば必ず見るべし ★★★★・・・・ぜひ見ておきたい作品 ★★★・・・・・映画館で見ても損はなし。ここまでは標準 ★★・・・・・・時間がない…

ハッカビーズ

ハッカビーズ 9/27 京都シネマ3 ★ →これは玄人受けする作品やな。なんでこんな書き方するんかと言うと何が面白いのかさっぱりわからん。でも世の中にゃ、こんなの好きな人もいるんやろうし、あと40年ぐらいたってから見たらもしかしたら面白いかもしれ…

チャーリーとチョコレート工場 

チャーリーとチョコレート工場 9/27 MOVIX京都シアター3 ★★★★ →ティム・バートン監督作品。配給側はジョニー・デップ人気でまあまあのヒットを見込んでいたらしいが、ここまで大ヒットになるとは思わなかったらしい。ストーリーは実に単純で一筆書…

星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。大体が星4つから2つまでの範囲です ★★★★★・・・映画ファンならば必ず見るべし ★★★★・・・・ぜひ見ておきたい作品 ★★★・・・・・映画館で見ても損はなし。ここまでは標準 ★★・・・・・・時間がない…

マルチュク青春通り

マルチュク青春通り 9/27 大津京町滋賀会館シネマホール ★★★★ →「ヨン様はもう古いわ。これからはクォン・サンウよ!」とベテラン韓流マダム(ヨン様ファンはベテランから言わせるとただのミーハーらしい。ヒヨコよ、ヒヨコ)が夢中のクォン・サンウの主…

星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。大体が星4つから2つまでの範囲です ★★★★★・・・映画ファンならば必ず見るべし ★★★★・・・・ぜひ見ておきたい作品 ★★★・・・・・映画館で見ても損はなし。ここまでは標準 ★★・・・・・・時間がない…

たまにはテレビも見るもんだ。

なぜか「あいのうた」を見ております。和久井映見のウェイトレス姿が想像以上に可愛すぎてトラウマにさえ、なりかけています。脚本が岡田惠和。この人の書いた、もう全然視聴率取れんかった「夢のカリフォルニア」というドラマにハマリこんだことがあります…

大番 完結編

☆大番 完結編 9/25 高槻松竹セントラル(特集上映人生名画劇場) ★★ →シリーズ最終作。戦後になって兜町に戻ったギューちゃんがまたもや大活躍する映画でチャップリンさん役の東野英治郎をはじめとしてシリーズ通してのレギュラーが総結集して賑やかな映…

]続々大番 怒涛編

☆続々大番 怒涛編 9/25 高槻松竹セントラル(特集上映人生名画劇場) ★★ →シリーズ三作目。このシリーズは舞台が昭和初期からのスタートで、本作では戦時下のグーちゃんを描いている。暗い世相を反映してか株式相場も冷え込んでいる状態でギューちゃんは…

初めての方はお知らせをお読みください星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。大体が星4つから2つまでの範囲です ★★★★★・・・映画ファンならば必ず見るべし ★★★★・・・・ぜひ見ておきたい作品 ★★★・・・・・映画館で見ても損はなし。ここ…

今見ておかないともう死によるかもしれへん。まだ元気なうちの談志を見れてよかったよ

なんばグランド花月であった「談志vs文珍ふたり会」を見てきた。長らく演芸ファンやっとるがNGKははじめてであった。吉本はあんまり好きじゃなくて、足が向かなかったのだが行ってみると天井も高く、立派な施設であった。しかし、席の間が大変に狭く、移動に…

続大番 風雲編

☆続大番 風雲編 9/24 高槻松竹セントラル(特集上映人生名画劇場) ★★★★ →大ヒットシリーズの二作目。大恐慌直前の兜町で奮闘するギューちゃんを描いています。本作の中心は恩師の木谷社長と組んでの仕手合戦であるが木谷を演じた河津清三郎が大変に素晴…

大番

☆大番 9/24 高槻松竹セントラル(特集上映人生名画劇場) ★★★ →いわゆる、東宝娯楽映画の中の一本。当時の流行作家であった獅子文六が週刊誌に連載していた同名の小説の映画化でものすごい大ヒットになって全4作のシリーズになっています。製作は藤本真…

いろんなものが重なって恐ろしく忙しい月末になりました。多分、まともに更新できません。。星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。大体が星4つから2つまでの範囲です ★★★★★・・・映画ファンならば必ず見るべし ★★★★・・・・ぜひ見ておき…

サヨナラCOLOR

サヨナラCOLOR 9/18 みなみ会館 ★★★★ →竹中直人もこれで5作目か。俳優で映画を撮る人は数人いるが成功しているのは北野武とこの人ぐらいだろう。家族を描いた「連弾」も見事な群像劇になっていて、映画見終わったあとにしっかり考えさせる映画になってい…

日曜日にNOAH見てきました。「ノアだけはガチ」と思わせる熱のこもった試合ばかりではじめてのプロレス観戦が大変に楽しかったです。星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。大体が星4つから2つまでの範囲です ★★★★★・・・映画ファンなら…

男はつらいよ 柴又慕情(第9作)1972年8月5日

封切国民的女優とまで言われた吉永さゆりをゲストに迎えての第9作。観客も180万人を突破し、松竹の看板と言うよりも日本映画の看板となった感じもある。本作よりおいちゃん役が松村達雄にスイッチ。ゆったりとした口調が味わい深い松村達雄だが早口の江戸っ…

笑点が「氷点」のパロディであったことなんかもう誰も知らんやろな

私は長らくの落語ファンだが笑点の何が面白いのかがさっぱりわからん。中学生の頃、ひたかくしに自らの落語ファンを隠していたのが、父兄懇談の場で親父が「息子は家で落語ばかり聞いている」と発言したことから私の落語ファンは皆が知ることになった。 が、…