とりあえず。 生きてますよ。 近日、更新予定。

2008年の終わりに

今日で今年もおしまい。まったく更新しなかった一年でしたが、最後くらい更新しておきます。今年の鑑賞本数は72本。遂に100本割ってしまいました。前年の大みそかにも書きましたが、近年は鑑賞本数の半分ぐらいがリバイバル作品で高槻松竹セントラルで見てお…

ワースト2007年ワースト

ワーストは以下の5本。中には昨日今日の監督ではない方の作品もありますが、その方が罪が重い。特に「舞妓Haaaan!!!」は映画ってストーリーなしでも勢いで乗り切れるんだ、と人々に誤解に与えてしまいそうだから、特に罪が重いが、役所広司に鈴木京香を使っ…

キネマの星座日本映画ベスト

1位:しゃべれども しゃべれどもしゃべれども しゃべれども 特別版 (初回限定生産2枚組) [DVD]出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2007/11/09メディア: DVD購入: 1人 クリック: 104回この商品を含むブログ (147件) を見る 2位:キサラギキサ…

外国映画ワースト

洋画のワースト5は以下の通りですが、この中で「ローグアサシン」と「ナンバー23」が群を抜いてひどい映画です。「ラストキング・オブ・スコットランド」「スパイダーマン3」は人によっては褒められる映画ですが、期待させやがって、というむかつきも入…

キネマの星座外国映画2007年ベスト

1位:リトル・ミス・サンシャイン 駄目な人というか、人生を生きるのに不器用な一家の3日間を描いたロードムービー。人生を勝ち負けでしか判断しない、夢見がちな父親、空軍への入隊という夢をかなえるために無言の行を貫く息子、おデブちゃんなのにちびっ…

キネマの星座2007年ベスト 序

改めまして。。。長らくのご無沙汰でございました。2年程前から更新するたびにこんなことを書いてたような気もしますが、またもや書きます。かつてほどの本数は見なくなりましたが、映画はちゃんと見ております。嘘やおまへん、ホンマだっせ。あてが嘘つい…

深浦加奈子、死去

深浦加奈子が亡くなった。享年48歳。命を奪ったのは、癌であった。5年前に癌が見つかり、それからの5年間は闘病しながらの役者生活。晩年には癌が肺に転移していたという。最後の仕事が原爆のドキュメンタリーのナレーションで無理をおしての出演であっ…

靖国 YASUKUNI

昔、東京に暮していた時期に靖国神社に数回行ったことがある。思想的にどうこう思って行ったわけではないが、なんか東京のド真ん中にあれだけ広々とした神社があるということとジョン・ウーの映画に出てくるような白い鳩がとても珍しく思えたからで4,5回…

近日、更新予定 今度はたぶん、マジです。。

皆様、あけましておめでとうございます。

皆様、あけましておめでとうございます。寒風吹きすさぶ中、年が明けました。旧年中はいろいろとお世話になりました。って何をお世話になっているのかはわかりませんが、とりあえず書いておきます。昨年は私にとって、なかなかよい年でこれも一重に私のミク…

今年一番笑った言葉は「むき餅 むき餡」

今日で今年もおしまい。秋口から一ヶ月が過ぎるのが早くなり、今年も気がつけば師走って感じで、そしてもう今日でおしまい。年々、月日がたつのが早くなっていくような。。子供時代、楽しい時間はすぐに過ぎていくもんでしたが、今の状況もそうなのかもしれ…

田中徳三監督、逝く

12月22日に田中徳三監督が亡くなった。享年87歳。晩年まで様々な映画のイベントに参加された方で私も数回、お話を聞かせてもらったこともあるし、サインも頂いた。今年の湯布院映画祭でお元気な姿を見ているだけにこの度の訃報は寂しい。まあ御年からすれば…

師匠も走る(これ毎年書いてるな)師走到来

もはや遅筆の言い訳は致しません。二ヶ月空いてしまいました。5年前にブログを始めて以来、こんなに更新ができなかったのは初めてのことでございます。言い訳はしないと書きましたが、どうしてできなかったか、と言いますと。まずは、10月の更新がどうし…

京都市民寄席よまやま噺〜後〜

さて50周年を迎えた市民寄席。第287回の出演者及び演目であるが、「東の旅」桂吉弥 「崇徳院」桂小米朝 「高津の富」笑福亭松喬 「稽古屋」林家染丸 仲入り 口上 桂福団治、林家染丸、笑福亭松喬 司会 桂小米朝 太神楽 海老一鈴娘 「景清」桂福団治とな…

当ブログは何があろうとも生涯一沢尻エリカ主義を貫きます!

自分の主演映画での舞台挨拶でここまで不機嫌になれる沢尻エリカはすごすぎだ! 多分。。竹内結子が嫌いなんでしょう。それかインタビュアーがめっちゃ嫌いか。。この冷たいまなざしが。。。たまらぬ!(アホか)なんにしても「クローズド・ノート」。主演女…

京都市民寄席よまやま噺〜中〜

もう少し、市民寄席の思い出話をやります。一度書いたかもしれない。中学3年生の頃、心の奥に秘めた密かな願望であったのだが、私は将来、落語家になるつもりであった。落語が好きだったのもあったが、当時の私は学校に馴染めず、また成績もバカ十哲と呼ば…

しばらく落語づくしっす。湯布院映画祭メモも書かなあかんのですが。。あ、「ちりとてちん」面白いです。ストーリーの端々に落語の題材(「天災」や「胴乱の幸助」。知ってる人しかわからんけど)をちりばめてるのにもニヤリとさせられる。これから、貫地谷…

犬塚稔、死去

犬塚稔が亡くなった。1901年生まれで享年106歳。22歳の年に関東大震災を経験し、(被災はしていない)長谷川一夫のデビュー作「稚児の剣法」を監督した人なので、もはや映画史上の人であった。先日、湯布院映画祭で撮影監督の森田富士夫氏にお話を…

京都市民寄席よまやま噺〜序〜

京都市民寄席に行って来た。本日は50周年記念で会場はいつもの明倫、京都芸術センターではなく、祇園甲部歌舞練場にて開催。都をどりの会場ですな。市民寄席が始まった昭和32年。行政主催の落語会としては初めての試み。当時の京都は富貴もあったし、京…

おそまきながら。。9月雑感

9月に入り、引越しを致しました。自宅新築中につき、しばらく高槻に仮住まいしておったんですが、家が完成したんでまたもや戻ったということですな。高槻も草深い故郷に比べると駅前も発達しておりますし、都会を愛する私には相性がよい街ではあったのです…

映画休暇消化中(1)〜湯布院映画祭2007メモ〜

(注)このメモは平成19年8月22日から28日まで湯布院にて開催された湯布院映画祭の極私的メモである。書き出しには苦労し、変な書き出しから始まったことをご容赦いただきたい。ではお読みください。多分、年内いっぱいかかる長期連載になる予定。。…

来週末に引越しを控え、しかもプロバイダも変わりますので、しばらく更新できんかもしれません。。っていつものことか。。

蛇の道はやはり蛇〜極私的湯布院映画祭2003メモ〜

日本映画ファンにとって湯布院映画祭というのは言わば北極点である。それがどういう意味か、日程表とラインナップを見れば一目瞭然である。朝の10時から始まるその映画祭はシンポジウム、パーティーを含めると終わるのは何と午後11時。このうち休憩と言える…

万国の映画ファンよ、湯布院映画祭にて会おふ

楽しみにしていた湯布院映画祭もいよいよ今日から始まってしまいました。三十路前のてとら兄さんの乗り込みは明日の昼。早朝からのぞみで博多まで出向いてゆふいんの森で可愛く、乗り込みでございます。実は今回2回目で2003年に参加したきりである。映…

陸に上った軍艦

★陸に上った軍艦 8/12 シネ・ヌーヴォ ★★★ →私の祖父は32歳の年に召集された。京都の下町で八百屋をやっていた祖父には二人の子供がいた。中国に送られたそうだが、当時の日本はまだまだ連戦連勝。勝っているうちに祖父は一度帰国している。しばらくし…

やましろ映画館事情2007

京都にある映画館たちをヒネた映画ファンが好き放題に書くという、他人を読んでも面白いかどうか謎ですが、書いてる方は確実に楽しい、というまあそういう企画でございます。映画館ってね、要は映画を見るハコってなだけなんで、あんまり過度な思い入れを持…

犬顔家の一族の陰謀〜金田真一耕助之介の事件です。ノート

21日にシアターBRAVA!で「劇団☆新感線2007年夏休みチャンピオン祭り 『犬顔家の一族の陰謀〜金田真一耕助之介の事件です。ノート』 」の夜の部を見てきた。劇団☆新感線の舞台は今年の2月に大阪松竹座で見た「朧の森に棲む鬼」(あ、感想書いてねえや)に続…

松竹大歌舞伎 中央コース「平家女護島 俊寛」

本日で私も29歳になった。「運命じゃない人」の山中聡の言葉を引くまでもなく、「30歳過ぎたら偶然の出会いなんかない」のである。いよいよ、お尻に火がついてきた。。え、尻焼くんですか?そういうプレイですか?違うって、君、そんなんばっか好きなん…

舞妓Haaaan!!!

★舞妓Haaaan!!! 6/17 TOHOシネマズ高槻スクリーン2 ★★ →阿部サダヲ初主演作品。彼のファンは必見であるが、ファンでない人には正直、どうってことない映画。京都の色町を舞台にした作品って近年は少なくて、深作欣二の「おもちゃ」以来か? 脚本は宮藤…