2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

森達也も嘘をつく

「森達也の『ドキュメンタリーは嘘をつく』」見ました。森達也も嘘をつく、という感じで森達也が自分のファンに「メディアの言うことを何でも鵜呑みすんなって俺は言ってるだろ」と冷や水をぶっかけるような作品でした。この人、おもしれえわ。かなりシャレ…

バタバタしてますので、しばらく休みます。

如何なる星の下に

☆如何なる星の下に 3/28 高槻松竹セントラル(女性映画傑作選11) ★★★★ →面白い映画だったが、キツイ映画だった。やっぱり高見順原作の映画って救いが無いわ。スタッフは監督が豊田四郎で脚本が八住利雄で撮影が岡崎宏三と「夫婦善哉」の黄金コンビ。…

太陽は日々に新たなり 

☆太陽は日々に新たなり 3/28 高槻松竹セントラル(女性映画傑作選11) ★★ →野村芳太郎の松竹大船映画。主演は岸恵子で浮気している夫が大木実で岸恵子に密かに思いを寄せている佐田啓二、その佐田啓二に興味がある大阪の金持ち娘に有馬稲子、大木実の…

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!

●ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! 3/26 MOVIX京都シアター8 ★★★★★ →情けない話だが、本作を見るまで「ウォレスとグルミット」シリーズのことをそんなに知らなかった。キャラクターは何回か見ているのだが、「チキンラン」も見ていなかった…

SPIRIT

▲SPIRIT 3/26 MOVIX京都シアター2 ★★★ →ジェット・リーも今年で43歳。顔が童顔だから、もっと若く見えるけどね。アメリカでは東洋人は若く見えるので30歳ぐらいのイメージではないかしら。3歳年上の真田広之の身体能力もすごいが、一線で肉体…

スクールデイズ 

★スクールデイズ 3/23 みなみ会館 ★ →かなり期待した作品だったが、あんまり面白くなかった。最近の日本映画、こんなのばっかりである。80年代の学園ドラマのパロディのテイストはいいアイディアだし、主演の森山未來が元天才子役という設定も面白い。こ…

力道山

■力道山 3/21動物園前シネフェスタ4Screen4 ★★★ →力作だとは思うし、力道山を戦後の復興していく日本になぞらえた描き方は悪くない。朝鮮人であるというだけで不当に差別された力道山が髷を切り落とし、プロレスラーとしてやがて日本の英雄とな…

SPL狼よ靜かに死ね

▲SPL 狼よ靜かに死ね 3/21 天六ユウラク座 ★★★ →改めて見るとすごい題名だ。大学時代に「男たちの挽歌」に感動した身にはこたえられない香港ノワール。男のドラマをたっぷり描いて、その上にカンフーアクションを挟み込んだ贅沢な作品。しかもキャス…

クラッシュ

●クラッシュ 3/10 TOHOシネマズ二条スクリーン5 ★★★ →見た日は大傑作だとは思ったが日が過ぎるに従って、印象がどんどん薄れてきた映画。群像劇は嫌いじゃないし、主演を作らずにロサンゼルスという街を主役にこの街を描く書き割りのように登場人物を使…

シリアナ

●シリアナ 3/4 TOHOシネマズ二条スクリーン9 ★★ →とにかく登場人物が多い。アラブの石油産出国を舞台にした人々の群像劇であり、主人公と言える役柄を作らず、石油を主人公にするような作りとなっている。もし主演を設定するとなると、CIAのエージェント…

アサルト13 要塞警察 

●アサルト13 要塞警察 3/3 TOHOシネマズ二条スクリーン2 ★★★ →高槻にTOHOシネマズがあるので、二条にはあんまり足を運ぶ機会がないのだが、こうした公開規模が小さなB級アクションをポコっとやってくれることがあるのでチェックは欠かせない。 イーサン…

★映画監督って何だ! 2006年 日本映画監督協会70周年記念映画

★映画監督って何だ! 3/2 京都文化博物館映像ホール ★★ →二・二六事件の夜に結成された(よく考えるとすげえな)協同組合日本映画監督協会が今年2月に迎えた創立70周年を記念して製作した作品。「映画監督とは何か」というテーマから映画監督の著作権…

ホテル・ルワンダ

●ホテル・ルワンダ 3/2 みなみ会館 ★★★★ →井筒和幸がDVDの宣伝をしているのは気に食わないが、映画は面白かった。署名運動での上映決定や町山智浩がパンフに書いた文章からネットで起こった一悶着も含めてエピソードの多い作品ではあるが、ちと大げさ…

2006年3月に見た映画

星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。大体が星4つから2つまでの範囲です ★★★★★・・・映画ファンならば必ず見るべし ★★★★・・・・ぜひ見ておきたい作品 ★★★・・・・・映画館で見ても損はなし。ここまでは標準 ★★・・・・・・時間がない…

■クライング・フィスト 

■クライング・フィスト 12/10 リサイタルホール(韓国エンタテインメント映画祭2005 in 大阪) →この日はチェ・ミンシクの舞台挨拶があった。挨拶だけでなく、質疑応答の時間もあって会場は熱気でむんむんしていた。「観客が私の演技を見てどう思うか。…

■ファミリー(原題)

■ファミリー(原題) 12/10 リサイタルホール(韓国エンタテインメント映画祭2005 in 大阪) ★★★ →韓国エンタテインメント(エンタティメントではない)映画祭で見た作品。この映画祭は全席指定で前売りを買った時に席が決まってしまう。近所の車で行け…

今日、京都シネマに「かもめ食堂」を見に行ったら満席だった。平日ですぞ、平日。遂に北欧がブレイクしたのか?星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。大体が星4つから2つまでの範囲です ★★★★★・・・映画ファンならば必ず見るべし ★★★★・…

★スクールデイズ 

★スクールデイズ 3/23 みなみ会館 ★★ →かなり期待した作品だったが、あんまり面白くなかった。最近の日本映画、こんなのばっかりである。80年代の学園ドラマのパロディのテイストはいいアイディアだし、主演の森山未來が元天才子役という設定も面白い。…

■力道山

■力道山 3/21動物園前シネフェスタ4Screen4★★★ →力作だとは思うし、力道山を戦後の復興していく日本になぞらえた描き方は悪くない。朝鮮人であるというだけで不当に差別された力道山が髷を切り落とし、プロレスラーとしてやがて日本の英雄となる…

花粉症で死にそうです。もう死にたい。テレビ東京で今日やってた「森達也のドキュメンタリーは嘘をつく」見てえ。関係者の裏話が面白すぎる。森達也ってどんなオッサンなんだ。テレビ大阪*1やってくんねえかな。東京で盛り上がってる人達がすげえうらやまし…

★映画監督って何だ! 2006年 日本映画監督協会70周年記念映画

★映画監督って何だ! 3/2 京都文化博物館映像ホール ★★★ →二・二六事件の夜に結成された(よく考えるとすげえな)協同組合日本映画監督協会が今年2月に迎えた創立70周年を記念して製作した作品。「映画監督とは何か」というテーマから映画監督の著作権…

明日、新文芸座で公開される「映画監督って何だ!」ですが3月の頭に見ておったので感想挙げておきます。参考にしてくらはい。。って遅い?星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。大体が星4つから2つまでの範囲です ★★★★★・・・映画ファン…

からっかぜの武蔵野

週末に東京に行って参りました。めちゃくちゃ寒かったです。幸いなことに雨にはたたられませんでしたが北風が吹きすさび、幾度か吹き飛ばされそうになりました。 いつも東京に来た時には関西ではなかなか公開されない映画をたっぷり見て帰るのですが、今回の…

寺内貫太郎一家スペシャルを見た

13日に放送された「寺内貫太郎一家スペシャル」を見る。私のような「遅れてきた」視聴者にとって久世光彦と言うと90年代の「小石川の家」のようなかっちりとしたホームドラマを作る人のイメージが強いのだが、昔の作品は全く違うイメージを植え付けてくれる…

子連れ狼 親の心子の心

子連れ狼 親の心子の心 11/11 高槻松竹セントラル(不滅の時代劇傑作選4) ★★★★★ →シリーズ第四作。監督は日活アクション映画の旗手であった齋藤武市。本作の注目点はなんと言っても宮川一夫のカメラであろう。それまでのシリーズ三作の名場面のカット…

子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる 

子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる 11/11 高槻松竹セントラル(不滅の時代劇傑作選4) ★★★★ →勝プロの作品が今見ても充分に面白いのは、勝新太郎や若山富三郎先生の魅力ももちろんだが、スタッフが一流であったことに尽きるのではないだろうか。何し…

明日は東京に出て行くからは

最近、仕事でもプライベートでも力不足を実感。軽い欝だ。星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。大体が星4つから2つまでの範囲です ★★★★★・・・映画ファンならば必ず見るべし ★★★★・・・・ぜひ見ておきたい作品 ★★★・・・・・映画館で見…

久世光彦演出「センセイの鞄」を見た

3月12日。雨天のため、外出する意欲起こらずに自宅にて閉門蟄居。WOWOWにて久世光彦の「センセイの鞄」を見る。WOWOWのドラマはなるべく見るようにしているので、これも見たと思うのだが前半しか覚えてなかった。柄本明演じる初老の先生と小泉今日子演じる40…

オープン戦を見てきた。

3月11日。甲子園で行われていたヤクルトと阪神のオープン戦を見に行った。実は私、ヤクルトファンで、大学時代にはよく甲子園にヤクルト戦を見に行った。それだけには飽き足らず、神宮球場にも何回か足を運んでいる。最近、さっぱり見てなかったが、久しぶり…