笑点が「氷点」のパロディであったことなんかもう誰も知らんやろな

　私は長らくの落語ファンだが笑点の何が面白いのかがさっぱりわからん。中学生の頃、ひたかくしに自らの落語ファンを隠していたのが、父兄懇談の場で親父が「息子は家で落語ばかり聞いている」と発言したことから私の落語ファンは皆が知ることになった。

　が、中学生にとっての落語は笑点であった。つまり私のクラスメイトにとっての落語は大喜利だったわけだ。学園祭で落語、ここで言う落語は一人大喜利であるのだが、をやらされそうになってひやひやしたことを覚えている。って一人大喜利って想像もつかんのだが。

　ここまで極端な例は珍しいとしても（まあ中学生だし）落語ファンでもない地方在住の人が知っている落語は大概が笑点の大喜利のメンバーであろう。変な話だが、落語ファンになってから私は笑点を見なくなったが小学校時代は毎週必ず見ていた熱心な笑点ファンだったのだ。だから三遊亭円楽や桂歌丸師匠は昔から知っていた。私が見てた頃、座布団十枚の賞品は子沢山だった山田君の子供だったのを懐かしく思い出す。

　こないだ久しぶりに見た。正直なことを書く。

皆、爺過ぎないか？

小学生の頃に大好きだった林家木久蔵師匠はなんかもう生気がなくなって、恍惚の人にしか見えん。テレビで自分の性癖（名は体を表すというか。。菊、いやさ木久蔵師匠は有名な男色家である）とか言いそうでドキドキした。こん平がおらんようになって少しは見やすくなったが山田君はうぜえし、やっぱりつまらん。というか、桂歌丸と三遊亭小遊三以外はダメだ。全然だ。とか思ってたうちに　三遊亭円楽師匠が倒れた。72歳と意外に若い。ということは私が小学生の頃に見た円楽は57歳か？・・・いやいや多分、ごまかしてると思うぞ。

　これを機にメンバーを一新したほうがいいんじゃないの？正直、お疲れだということだし。別に皆も立派に落語家として成功しておられるしね、生活には困らんだろう。（円楽は若竹の借金があるか）率がいいらしいんでなかなかメンバーを変えられないらしいけど木久蔵だってメンバーになったのは若手の時だったんで若手の登用が必要だろう。東京落語は門外漢だが、司会に春風亭小朝とか立川志の輔あたりをひっぱりこんで春風亭昇太、柳家花禄、林家たい平とか使えば結構、面白くなるんじゃないか？あと大阪から笑福亭たまあたりを引っ張って来たら完璧だ。あ、それから山田はもううざいので、座布団は毒蝮三太夫か波田陽区あたりに運ばせとけばいいだろう。