2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ジェイル・ブレーカー 6/28 ホクテン座1 韓国映画セレクション2005

ジェイル・ブレーカー 6/28 ホクテン座1 韓国映画セレクション2005 ★★★★ →まさか二本立てとは思わずに「ライターをつけろ」だけ見て帰ろうと思っていたが、この劇場は入れ替えなし。二本も見るとは思ってなかったので、腹もすいていたが(夕方だっ…

ライターをつけろ 6/28 ホクテン座1 韓国映画セレクション2005

ライターをつけろ 6/28 ホクテン座1 韓国映画セレクション2005 ★★★ →ホクテン座で韓国映画セレクション2005がスタート。ヤクザが政治家を拉致して列車を乗っ取るという危機に立ち向かうのは何をやってもダメな男。で、ダメ男が意外の活躍を見せ…

☆台所太平記 6/28 シネ・ヌーヴォ(映画監督豊田四郎生誕100年)

☆台所太平記 6/28 シネ・ヌーヴォ(映画監督豊田四郎生誕100年) ★★★ →大阪の価値観というのは商都=実益が全て、という感じがしますが、井原西鶴の小説に見えるように男の放蕩を美学という風に描く風潮もあります。放蕩癖の若旦那が勘当されるという…

☆珍品堂主人 6/28 シネ・ヌーヴォ(映画監督豊田四郎生誕100年)

☆珍品堂主人 6/28 シネ・ヌーヴォ(映画監督豊田四郎生誕100年) ★★ →森繁久彌が演じるのはプロを顔負けの在野の鑑定人、珍品堂。古美術商と組んで商売していたがそれに飽き足らずにスポンサーを見つけて料理屋を始める、というお話。趣味人がその特…

☆隠し砦の三悪人 6/26 TOHOシネマズ二条プレミアスクリーン

☆隠し砦の三悪人 6/26 TOHOシネマズ二条プレミアスクリーン ★★★★ →「スター・ウォーズ」の元ネタとなった黒澤明の傑作。これはやっぱスクリーンで見たかった。6月23日に開館となったTOHOシネマズ二条のチャリティ上映会で見てきた。戦争で負けて滅んだ秋…

☆男性飼育法 6/25 シネ・ヌーヴォ(映画監督豊田四郎生誕100年)

☆男性飼育法 6/25 シネ・ヌーヴォ(映画監督豊田四郎生誕100年) ★ →すごく面白そうな作品とは思ったんですけどね。森繁、淡島千景、淡路恵子と好きな役者も出てるけど、でも面白くなかったんだわな。題材がブラックでどう処理していくのかと前半は楽…

☆新・夫婦善哉 6/25 シネ・ヌーヴォ(映画監督豊田四郎生誕100年)

☆新・夫婦善哉 6/25 シネ・ヌーヴォ(映画監督豊田四郎生誕100年) ★★★ →前作よりは喜劇的要素が強くなっている。8年後の映画でよくもまあキャストを揃えられたもんだ。「夫婦善哉」の後日談とも言える作品で前作で残っていた伏線をうまいことつなぎ…

☆夫婦善哉 6/25 シネ・ヌーヴォ(映画監督豊田四郎生誕100年)

☆夫婦善哉 6/25 シネ・ヌーヴォ(映画監督豊田四郎生誕100年) ★★★★★ →それまで人気者の喜劇人の一人だった森繁久彌を一気に名優の域まで押し上げたのはこの作品と同年の久松静児の「警察日記」だった。若き日の浅草出身の喜劇人であった渥美清が目標…

☆ある殺し屋 6/24 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭)

☆ある殺し屋 6/24 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭) ★★★★ →市川雷蔵と言えば時代劇であるが、現代劇でもすぐれた作品を残している。本作で雷蔵は頭をくっきりと七三に分けて、コートにサングラス姿で登場。隠れ家にいる時はセーター姿でいつもの雷…

☆陸軍中野学校 6/24 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭)

☆陸軍中野学校 6/24 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭) ★★★ →雷蔵は後年、時代劇だけでなく現代劇にも印象的な作品を残している。本作はそのうちの1本で後に5作続くシリーズものになった。監督は増村保造。戦争中のスパイ養成学校を舞台にしたサス…

☆好色一代男 6/23 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭)

☆好色一代男 6/23 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭) ★★★★ →雷蔵は積極的に自分の企画を出していた人で、この作品も雷蔵の念願の企画。監督はこの作品で初めて雷蔵と初めて組んだ増村保造。増村の登用も雷蔵の希望だったとか。雷蔵と増村の組み合わ…

☆ぼんち 6/23 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭)

☆ぼんち 6/23 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭) ★★★★★ →市川崑監督作品。山崎豊子の小説の映画化で先に松竹が津川雅彦で映画化を進めていたのだが、山崎が原作権を渡したのは市川雷蔵を主演に考えていた大映の方だった。山崎は市川雷蔵のファンだっ…

バットマン ビギンズ 6/19 TOHOシネマズ高槻スクリーン2

バットマン ビギンズ 6/19 TOHOシネマズ高槻スクリーン2 ★★ →よくできた作品だと思うし、おもちゃ映画ばかり溢れかえるここ最近の中では映画館で見るべき作品だろう。ただ私はやっぱティム・バートンの「バットマン」「バットマン リターンズ」が好きで…

☆炎上 6/19 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭)

☆炎上 6/19 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭) ★★★★★ →三島由紀夫の原作を映画化したもの。会社は乗り気ではなかったが雷蔵は監督の市川崑と一緒に説得に当たったと言う。勝新太郎に比べると大人しい印象のある雷蔵だが実物は「ゴテの雷蔵」と呼ばれ…

☆破戒 6/19 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭)

☆破戒 6/19 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭) ★★★★ →島崎藤村の代表作を市川崑が映画化。市川雷蔵は市川崑を大変に尊敬しており、「炎上」「ぼんち」とこの3作品で組んでいるがどれも傑作である。脚本は市川崑の伴侶でもあった名脚本家の和田夏十で…

☆誰が俺を狂わせるか 6/14 京都シネマ1

誰が俺を狂わせるか 6/14 京都シネマ1 ★ →京都シネマの韓流(はんりゅうと読みます)シネマ・フェスティバルの1本。イ・ビョンホンの映画デビュー作で95年の作品。客は見事におばさんばっかり。もうおばさん、おばさん、おばさん、おばさん。。。でおば…

☆人も歩けば 6/14 みなみ会館

人も歩けば 6/14 みなみ会館 ★★★★ →川島雄三の映画にハズレはなし。ひねりまくったクスグリを豊富に盛り込んで展開が読めない、ハイテンポなジェットコースタームービーに仕上がってて頭から尻尾までたっぷり楽しみました。監督本人は「これはもう、負け…

戦国自衛隊1549 6/12 TOHOシネマズ高槻スクリーン2

戦国自衛隊1549 6/12 TOHOシネマズ高槻スクリーン2 ★★ →前作の一応の約束事は引っ張っているが本作は福井晴敏の完全なオリジナル。日本映画離れしたアクションシーンと巨大なセットは見ごたえがあるが、やはりストーリーが惰弱でちっとも入り込めない。…

☆忍びの者 6/11 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭)

☆忍びの者 6/11 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭) ★★★★ →手に汗を握らせるような緊張感を常にスクリーンで漂わせり演出はさすが。伊藤雄之助の分かりやすすぎる悪役ぶりに翻弄される市川雷蔵と非常にわかりやすいエンターティメントになっている。…

☆大菩薩峠 6/11 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭)

☆大菩薩峠 6/11 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭) ★★★ →近代文学においても最も救いのない作品といわれた「大菩薩峠」の映画化。巡礼の老人を顔色一つ変えずに斬り捨てる虚無的な机龍之介を市川雷蔵が演じている。陽気で華やかな若侍役もよく似合う…

髑髏城の七人〜アオドクロ〜 6/5 MOVIX京都シアター12

髑髏城の七人〜アオドクロ〜 6/5 MOVIX京都シアター12 ★★★★★ →ゲキ×シネプロジェクト第二弾。ほとんど同じストーリーを「アカドクロは黒澤映画風」で「アオドクロは東映時代劇風」に作ってキャストもほとんど変えて雰囲気がガラリと変えている。アカド…

オペレッタ狸御殿 6/5 MOVIX京都シアター8

オペレッタ狸御殿 6/5 MOVIX京都シアター8 ★★★ →豪華キャストは楽しいがテンポがのろすぎて中盤で寝そうになってしまった。やっぱりこの人の映画は苦手やなあ。演出よりもスタッフの尽力とキャストの器用さに支えられて何とか作品になってる感じ。今年の…

female 6/4 みなみ会館

female 6/4 みなみ会館 ★★★ →5作ともなかなかに面白いんだが深夜ドラマで見るような作品だった。「ポルノに毛が生えた」のような感じは否定できない。企画は面白いと思うが女性向けのエロスが受け入れられるのにはまだまだ時間がかかりそう。かと言っても…

ZOO 6/3 動物園前シネフェスタ4Screen3

ZOO 6/3 動物園前シネフェスタ4Screen3 ★★★★ →乙一の短編5本を5人の監督が映画化したショートフィルム集。セントラルアーツの黒澤満が企画しています。こじんまりとした佳作ぞろいでなかなか面白かった。「SEVEN ROOMS」が一番よかった。短編の強…

☆弁天小僧 6/1 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭)

☆弁天小僧 6/1 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭) ★★★ →市川雷蔵が大映を選んだ理由は伊藤大輔と溝口健二がいたからだったらしい。その伊藤大輔が監督になったのがこの作品。ストーリーは古典的で退屈だが、市川雷蔵演じる弁天小僧をはじめとする盗賊…

☆蛇姫様 6/1 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭)

☆蛇姫様 6/1 高槻松竹セントラル(市川雷蔵映画祭) ★★ →天皇と呼ばれた渡辺邦男監督の作品。この人が早撮りが得意だった。古典的な時代劇であんまり入り込めなかった。市川雷蔵は親と妹の敵を狙う侍で旅役者に身をやつしている。踊りを披露するシーンが…

2005年6月に見た映画

星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。大体が星4つから2つまでの範囲です ★★★★★・・・映画ファンならば必ず見るべし ★★★★・・・・ぜひ見ておきたい作品 ★★★・・・・・映画館で見ても損はなし。ここまでは標準 ★★・・・・・・時間がない…

いつまでもこんな茶番劇が宣伝にはならんぞ

クロマティ(歌手)さんが「魁!!クロマティ高校THE★MOVIE」で自分の名前を使われていることに激怒して、公開の差し止めを提訴した云々。 ふ〜ん。。どうせなら漫画連載の時に気づいておけ、と小一時間。 どうせ、封切の舞台挨拶にはクロマティがニ…

ショーケン、実刑免れる

まあ実刑にはならなくてはよかった。有罪になった決め手が、別れた妻の証言ってのもこの人らしいが。。裏切られるようなことをしてきたんだろうな、ここまで。躁状態も治まって、静かに判決を聞いていたとか。ショーケンよ、権力に本気で喧嘩売ったらアカン…

松村達雄死去

最近見ないなと思っていたら近況を知ったのが訃報の記事であった。結構、好きな俳優であっただけに悲しい。90歳という歳なので年に不足はないだろうが。。経歴を見て思ったのは芸能活動の長さに比べると映画出演作品が案外少ないな、と。 松村達雄は東京出身…