2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

親切なクムジャさん

□親切なクムジャさん 2/25 みなみ会館 ★★★ →どうにもわからないところが何箇所かあるので、もう一度見に行った。二回見て気づいたのは、全てのシーンに意味があるわけではないということだった。ストーリーは極めて簡素で展開もほとんどない映画なので、…

ジャーヘッド

●ジャーヘッド 2/19 TOHOシネマズ高槻スクリーン5 ★★★★ →「アメリカン・ビューティー」の才人サム・メンデスが撮った一風変わった戦争ドラマ。湾岸戦争を舞台にした兵士を描いた映画であり、戦場のシーンがほとんどなのだが、戦闘シーンはほとんどない…

PROMISE

▲PROMISE 2/19 TOHOシネマズ高槻スクリーン1 ★★ →正直な感想を言うと「なんや、これ」な作品なんであるが、見ている最中は割りと面白かった。言うなれば、豪華キャストでつづる絵物語。ストーリーは恐ろしく雑でしかも、つじつまが全くあわん。…

風と共に去りぬ<デジタル・ニューマスター版>

○風と共に去りぬ<デジタル・ニューマスター版> 2/18 MOVIX京都シアター12 ★★★★★ →堪能した。昔の映画ならDVDで随分安く見れるようになった(500円だぞ、500円)世の中だが、やはり名作は映画館で楽しみたいと思う。そうした機会を与えてくれた映…

タブロイド

▲タブロイド 2/17 TOHOシネマズ二条スクリーン4 ★★★ →南米の田舎町で惨劇が起こる。道に飛び出した少年がトラックにはねられた。少年の父親は運転手をトラックから引きずり出して殴り続けた。実はこの家では、葬式が行われていた。子どもばかりを狙う連…

スキージャンプ・ペア Road to TORINO 2006

★スキージャンプ・ペア Road to TORINO 2006 2/17 みなみ会館 ★★ →この日は昼から後半休を取って、街に出た。1時半から「ロバと王女」と本作をみなみ会館で見る予定だったのだが、バスを乗り間違えて(時々、こういうことをする)「ロバと王女」の時間に…

オリバー・ツイスト

▲オリバー・ツイスト 2/5 TOHOシネマズ高槻スクリーン7 ★★★ →「戦場のピアニスト」で健在ぶりをアピールした大ベテランのロマン・ポランスキーの最新作。ポランスキーも70歳過ぎで世間一般で言う爺さんだが、相変わらずかっこいいな。1933年生まれって言…

ミュンヘン

●ミュンヘン 2/4 TOHOシネマズ高槻スクリーン8 ★★★★★ →すさまじい作品であった。164分という長い作品であったが、長さは全く感じず、作品の世界にすっぽり入り込み、濃密な時間をすごした。私は熱心なスピルバーグファンではないが、本作には予告を見た…

渡り鳥いつ帰る 1955年 東宝

☆渡り鳥いつ帰る 2/3 高槻松竹セントラル(女性映画傑作選10) ★★★★ →「警察日記」の久松靜児が監督した作品。永井荷風の3つの短編小説を久保田万太郎が構成し、それを「夫婦善哉」の八住利雄が脚色している。脚本だけでも手間隙かかった作品だが、蟻…

宗方姉妹 1950年 松竹大船

☆宗方姉妹 2/3 高槻松竹セントラル(女性映画傑作選10) ★★ →小津安二郎が松竹を離れて新東宝で撮った作品。ニヒリストの夫に耐える姉と自由奔放に生きようとする妹の物語。姉が田中絹代で妹が高峰秀子。 自分はどうも小津の映画が性に合わないので、そ…

運命じゃない人

★運命じゃない人 2/2 大津京町滋賀会館シネマホール ★★★★ →名作には名脚本が不可欠。しかし、名脚本から必ずしも傑作は生まれない。言わずとしれた映画のセオリーであるが、3桁の映画を5年以上見てきて思うのは、いい脚本があればどれほどイライラするよ…

男たちの大和 YAMATO 

★男たちの大和/YAMATO 2/2 MOVIX京都シアター4 ★★★ →東映、久々に大ヒットである。次々と直営館は無くなるわ、作品のほとんどはシャレにならないほど質、人気共にひどいし、一時の松竹みたいにつぶれてもおかしくない状況なんだが不思議に正…

2006年2月に見た映画

星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。大体が星4つから2つまでの範囲です ★★★★★・・・映画ファンならば必ず見るべし ★★★★・・・・ぜひ見ておきたい作品 ★★★・・・・・映画館で見ても損はなし。ここまでは標準 ★★・・・・・・時間がない…

佐々木守、逝去

私が佐々木守の名前を知ったのは「男どアホウ甲子園」に原作者(漫画内にも登場)と「知ってるつもり?!」の構成を手がけた人が同じ名前であることに気づいたからである。1936年生まれ。ラジオドラマでデビュー後、「ウルトラセブン」「怪奇大作戦」」「お…

なんばグランド花月に行って来た

土曜日になんばグランド花月に行って来た。長らく、演芸ファンやってるがNGKに行くのは初めてのこと。桂文珍と立川談志の二人会を見に来たことはあったけど、これは特別興行だった。私が毎月のように落語会に通っていたのは高校生の頃でとても4000円も払えな…

2005年度日本インターネット映画大賞集計結果発表

応募していた2005年度日本インターネット映画大賞の集計結果が出たようです。うちから応募していた作品はこの通り。で、結果がこれ。日本映画部門に応募していたのですが、結果はいつものように「ALWAYS 三丁目の夕日」。。コメント差し控えさせてもらいます…

フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い

フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い 11/23 TOHOシネマズ二条スクリーン3 ★★★★ →血液濃度が濃い映画であった。養母を殺された4人の荒くれ共が復讐を誓うというシンプルなストーリーであるが、4人のキャラクターが独特でなかなか一筋縄ではいかない。4人…

同じ月を見ている 

同じ月を見ている 11/23 TOHOシネマズ二条スクリーン4 ★★★ →多少の不満は残るがまあ及第点で見て損はない作品だと思う。主演は窪塚洋介。私はゲームの「街〜運命の交差点〜」(チュンソフト)や「卓球温泉」の頃(当時はヨースケだった)から窪塚には…

星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。大体が星4つから2つまでの範囲です ★★★★★・・・映画ファンならば必ず見るべし ★★★★・・・・ぜひ見ておきたい作品 ★★★・・・・・映画館で見ても損はなし。ここまでは標準 ★★・・・・・・時間がない…

★男たちの大和 YAMATO 

★男たちの大和/YAMATO 2/2 MOVIX京都シアター4 ★★★ →東映、久々に大ヒットである。次々と直営館は無くなるわ、作品のほとんどはシャレにならないほど質、人気共にひどいし、一時の松竹みたいにつぶれてもおかしくない状況なんだが不思議に正…

カーリングには別に興味ないが高橋真唯が好きなので「シムソンズ」を見たいのだが、ワーナーマイカルでしかやっとらん。関西では茨木と近江八幡。。映画見るだけで近江八幡なんか行けるか!京極弥生座!なんとかしてくれ!星による評価はあくまでも目安。5…

THE 有頂天ホテル 2006年 フジテレビ 東宝

★THE 有頂天ホテル 1/26 TOHOシネマズ高槻スクリーン2 ★★ →三谷幸喜監督作品。彼のドラマや映画はまあそんなに大きな外れはないし、本作も割りと楽しめた。ただ、この題材なら1時間40分で充分であろう。正直、2時間16分はつらい。 三谷幸喜は少ないキャ…

ALWAYS 三丁目の夕日 2005年 日本テレビ他

★ALWAYS 三丁目の夕日 1/21 京極東宝1 ★★★ →どうも「ノスタルジー」ってのがよくねえ。世の中悪くなるとすぐに「昔はよかった」だの「発展のかげに我々は何かを置いてきたのではないだろうか」エトセトラ、etc。私はこういう繰言が大嫌いである。だって…

昨日、色つきの夢を見た。色つきの女でいてくれるのはいいが、色つきの夢はロクなもんじゃない。地震で職場がぶっ壊れる夢で色つきのせいか、変にリアルだった。星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。大体が星4つから2つまでの範囲です …

エリザベスタウン

エリザベスタウン 11/27 TOHOシネマズ高槻スクリーン7 ★★ →「ザ・エージェント」のキャメロン・クロウの作品。主役は「ロード・オブ・ザ・リング」組のオーランド・ブルームで共演に日本では人気がさっぱりないキルティン・ダンスト。この作品はそんな…

カーテンコール

カーテンコール 11/26 シネ・リーブル梅田シアター2 ★ →「半落ち」の佐々部清監督の最新作。この人の作品はどうも私は好きになれない。俳優の持ち味を生かし、名演技を引き出す。多彩なキャラクターを繰り出しながらもストーリーを無難にまとめる演出…

昨日は仕事休んで「スキージャンプ・ペア Road to TORINO2006」を見てきました。仕事休んでまで見に行くものではありません。少し、罪悪感を覚えました。酒場の与太話を大真面目に映画にしてしまったというか、2ちゃんねるのフラッシュを大金投じて作ったと…

空中庭園(2005年 アスミック・エース)

空中庭園 11/29 みなみ会館 ★★★ →シャブでパクられた豊田利晃の最新作。まずは無事に上映されてよかった、と思う。配給会社は何もそんなにへこへこしなくてもいいし、キャスト、スタッフに克明なインタビューを行った1000円もするパンフを作っておいて…

理想の女(2004年 スペイン・イタリア・イギリス・ルクセンブルク・アメリカ)

理想の女 11/29 みなみ会館 ★★★ →オスカー・ワイルドの戯曲「ウィンダミア卿夫人の扇」の映画化。主演はスカーレット・ヨハンソンで共演にヘレン・ハント・ヘレン・ハントが恋多き悪女をやってるのだが、はっきり言ってなんか違うと思う。「恋愛小説家…

昨年に見た映画で感想が書けたもんからさくさくと更新していきます。心密かに妻夫木聡のファンからの「あなたは最低です!」だとか「妻夫木君の演技の素晴らしさがわからないなんて、かわいそうな人ですね」だとか言う書き込みを楽しみにしてたんですが。(…