2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ローレライ〜良くも悪くも亀山印の底抜けファンタジー〜

今日、紹介する映画は大ヒット街道爆走中の「ローレライ」。フジテレビ映画事業局長の亀山千広が世に送り出した底抜けスペクタルファンタジーでございます。監督は特撮界のトップランナーである樋口真嗣。「ガメラ」シリーズの特撮を担当したのは知ってたけ…

野獣死すべし

☆野獣死すべし 11/19 大津京町滋賀会館シネマホール(リスペクト!松田優作) ★★★★ →今年、200本目の劇場鑑賞。仕事が終わってからわざわざ、大津まで行って来た。このとき、松田優作は油が乗り切ってすごい演技をしまくってた時でこの映画もまさに松田…

五人の賞金稼ぎ

☆五人の賞金稼ぎ 11/17 高槻松竹セントラル(不滅の時代劇傑作選3) ★★★★★ →工藤栄一監督作品。「十三人の刺客」「十一人の侍」とこの人には「○人の××」って作品が多いな。この作品も言わば、群像時代劇の一つで若山富三郎率いる賞金稼ぎが「七人の侍…

御用牙

☆御用牙 11/17 高槻松竹セントラル(不滅の時代劇傑作選3) ★★ →小池一夫の劇画をそのまま映画化するとこんな変てこな映画ができあがる。勝プロも当初はよかったのだが、映画が斜陽となってきて経営が苦しくなってきてテレビに転戦して結局は駄目にな…

マシニスト

マシニスト 3/25 京都シネマ2 ★★★ →最後まで展開が読めそうで読めない、という感じで緊迫感は全編にわたって漂わせている。ビデオで見るよりも映画館でじっくりと楽しみたい作品に仕上がっている。クリスチャン・ベールのガリガリっぷりがえげつない。…

レーシング・ストライプス(日本語吹替版)

レーシング・ストライプス(日本語吹替版) 3/25 MOVIX京都シアター5 ★★ →あかんかった。「ベイブ」のスタッフが作った映画で「ベイブ」が大好きな私は結構期待してたんだけど。。ドラマ部分がめちゃくちゃ粗雑なんだわな。人間のドラマなんて排し…

ローレライ

ローレライ 3/21 TOHOシネマズ高槻スクリーン7 評価に値しない →緊迫感もないし、ストーリーは本当にぐだぐだだし、役者の使い方もええ加減だし、本当に言いたいことはいっぱいあるんだが、これが日本映画の復興プロジェクトへの第一弾でそれなりに客を…

サイドウェイ

サイドウェイ 3/20 TOHOシネマズ高槻スクリーン6 ★★★★ →夢はあった方がいい。輝かしい将来を楽しみに人は苦難を乗り越え、歩みを進める。。そう信じないと平凡な日常などとても送れないのだ。「アバウト・シュミット」で老境を迎えて「自分の生きた証」…

復讐者に憐れみを

復讐者に憐れみを 3/13 動物園前シネフェスタ4Screen4 ★★★★★ →パク・チャヌクの復讐三部作の第一作目に当たる作品。当然ながら「オールドボーイ」の方が後に撮られた作品なのであるが、日本では公開の順序が逆になった。「オールド・ボーイ」ほ…

☆荒野の七人<ニュープリント版>

荒野の七人<ニュープリント版> 3/13 シネリーブル梅田シアター2 ★★★★ →洋画のリバイバル上映はあんまりないので、この手の名作がニュープリントされた時に上映される時には必ず足を運ぶようにしている。名作はやはり、スクリーンで見たいもんだ。本作…

Jam Films S

Jam Films S 3/12 みなみ会館 ★★ →石原さとみの「すべり台」以外は大したこと無い作品ばかり。「俺はこんな世界観で映画を作りたい」というのはよくわかるんだが、短編ならもっとさくさくとまとめんとなあ。。それから綾瀬はるかはエロい。Jam Films S […

運命を分けたザイル

運命を分けたザイル 3/12 みなみ会館 ★ →ドキュメンタリータッチで撮影にも苦労が見られるし、力作だとは認める。が、テンポがぐだぐだで中盤に寝てしまってからは全く集中できなかった。雪山に興味ある人ならもう少し変わったんだろうが、入り込めなか…

香港国際警察

香港国際警察 3/8 TOHOシネマズ高槻スクリーン7 ★★★★★ →これは成長著しい香港映画界から映画ファンへのプレゼントのような作品である。アジア通貨危機、ジャッキー・チェンの聖林進出、そしてSARSの来襲にレスリー・チャンの自殺。。とここ数年は香港映…

Ray/レイ

Ray/レイ 3/8 TOHOシネマズ高槻スクリーン6 ★★★ →2005年の前半はもう伝記物ばっかりだったが「レイ」はその代表作。ソウルの神様と言われたレイ・チャールズの人生をジェイミー・フォックスが演じる。音楽は例によって詳しくないので、レイ・チャールズ…

シャーク・テイル(字幕版)

シャーク・テイル(字幕版) 3/5 MOVIX京都シアター2 ★★★ →同じアニメーションでも、練り上げた脚本で大人をもうならせるピクサーに比べるとドリームワークスはキャスト、というか声優の力量とパロディと工夫で楽しませてくれる。比べるとピクサー…

ビヨンドtheシー 夢見るように歌えば

ビヨンドtheシー 夢見るように歌えば 3/5 MOVIX京都シアター2 ★★★★★ →今年は伝記映画が多かったがこれが一番よかった。ショービジネス界で大活躍した天才エンターティナーだったボビー・ダーリンの生涯を描いた映画である。ボビー・ダーリンのこと…

2005年3月に見た映画

星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。大体が星4つから2つまでの範囲です ★★★★★・・・映画ファンならば必ず見るべし ★★★★・・・・ぜひ見ておきたい作品 ★★★・・・・・映画館で見ても損はなし。ここまでは標準 ★★・・・・・・時間がない…

稀人<まれびと>

稀人<まれびと>(映画番長) 11/13 シネ・ヌーヴォ ★★★ →ホラー番長で監督は今や世界進出の清水崇。(漫画も描く)じとっとしたテンポで徐々に物語につりこんで行くスタイルで背筋がだんだん寒くなってきて後ろを振り返るのが怖くなってくる。塚本晋…

ユダ

ユダ(映画番長) 11/13 シネ・ヌーヴォ ★★★★ →エロス番長の一作で監督はピンク四天王で最も活躍している瀬々敬久の監督作品。己の持てる力を全て発揮しようという意気込みが画面全体からびんびんと伝わって来てオールナイトの中盤で一番眠くなる時間な…

ラブキルキル

ラブキルキル(映画番長) 11/13 シネ・ヌーヴォ ★★★★ →これは文句無しに面白かった。津田寛治の怪しい魅力をフルスロットルで出し切った感じで役者冥利につきるだろ。本部からの視察だ、と主人公を敵視し続けて遂には幻想に怯え出すコンビニ店長も大変…

ソドムの市

ソドムの市(映画番長) 11/13 シネ・ヌーヴォ ★★ →一応、「ホラー番長」であるが、ほとんどコメディ。監督はホラー映画の代名詞の高橋洋。設定がアホすぎて、映画全体通して楽しんで見れた。低予算のために大変に雑な映画なんだが開き直ってめちゃくち…

片目だけの恋

片目だけの恋(映画番長) 11/13 シネ・ヌーヴォ ★★★ →エロス番長の一作で監督はピンク映画のベテラン、渡辺護。低予算でキャストも少数ながら、これだけのレベルを保てるのはさすが。主演の小田切理沙は高橋由美子(アイドル時代)を少しきつくした感…

映画番長シリーズ

今日は昨年の11月に見た映画番長の感想を挙げておきます。映画番長公式サイト http://www.eigabancho.com/作品も次々とDVD化されています。 4月2日にホラー番長シリーズがDVDボックスが発売されますし、映画芸術で一位になった「ユダ」もDVD化され…

「ファイト」スタート

http://www.nhk.or.jp/drama/fight/ 来週から朝の連続ドラマ「ファイト」がスタート。群馬を舞台にしたお馬さんの映画になるみたいですね。主演は本仮屋ユイカ。(苗字の読み仮名は「もとかりや」鹿児島の方の名前らしい)「スウィングガールズ」でトロンボ…

またまた大地義行

25、26日の二日間で大地義行のキーワードで400ヒットもありました。そんな気になるなら2ちゃんでスレでも立てればいいのに。。

電波男を読む

電波男ですがちゃくちゃくと読み進んでいます。長いし、割と難しいことも書いてあるのでしんどいかなと思いましたが、面白いのでさくさくと読めます。「プロ野球景気の悪い話」から本田透は知ってますがこの人は適度にパロディの使い方がうまい。別にそのパ…

つぐみ、どこにいるの?

http://blog.livedoor.jp/haneda2/ブログの活用もいろいろだよなあ。。一週間たって何の連絡もないということはただの家出というよりはなんらかの事故の可能性が高いわね。トラバの数が半端じゃねえな。

大地義行に有罪判決

アクセスレポートを見たら大地義行のキーワードで100ぐらいのアクセスがあったので、何が起こったのかと思ってたら、今日が一審の判決だったんですね。京都新聞の記事http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005032500065&genre=D1&area=K1F今日、…

ようは家でひきこもっとれということか

風邪と花粉症と仕事と無駄に態度がでかいOB(嘱託)に悩まされた三月。風邪の身を引きずりながら残業にいそしみ、明日は久しぶりに仕事帰りに映画を見に行くことにした。京極弥生座のレイトショーでやってる「渋谷物語」である。長らく見に行こうと思って…

アトミック・カフェ

☆アトミック・カフェ 11/13 第七藝術劇場 ★★★ →昔の宣伝映画ってのは当時は真剣に作られてたんでしょうが、今見ると笑わすために作ったんか、と思うほどにショボい作品だったりするわけでこの作品はそうしたところに目をつけて作られた作品です。マイケ…