ぼんくら関西映画草子

師匠も走る(これ毎年書いてるな)師走到来

もはや遅筆の言い訳は致しません。二ヶ月空いてしまいました。5年前にブログを始めて以来、こんなに更新ができなかったのは初めてのことでございます。言い訳はしないと書きましたが、どうしてできなかったか、と言いますと。まずは、10月の更新がどうし…

おそまきながら。。9月雑感

9月に入り、引越しを致しました。自宅新築中につき、しばらく高槻に仮住まいしておったんですが、家が完成したんでまたもや戻ったということですな。高槻も草深い故郷に比べると駅前も発達しておりますし、都会を愛する私には相性がよい街ではあったのです…

映画休暇消化中(1)〜湯布院映画祭2007メモ〜

(注)このメモは平成19年8月22日から28日まで湯布院にて開催された湯布院映画祭の極私的メモである。書き出しには苦労し、変な書き出しから始まったことをご容赦いただきたい。ではお読みください。多分、年内いっぱいかかる長期連載になる予定。。…

蛇の道はやはり蛇〜極私的湯布院映画祭2003メモ〜

日本映画ファンにとって湯布院映画祭というのは言わば北極点である。それがどういう意味か、日程表とラインナップを見れば一目瞭然である。朝の10時から始まるその映画祭はシンポジウム、パーティーを含めると終わるのは何と午後11時。このうち休憩と言える…

万国の映画ファンよ、湯布院映画祭にて会おふ

楽しみにしていた湯布院映画祭もいよいよ今日から始まってしまいました。三十路前のてとら兄さんの乗り込みは明日の昼。早朝からのぞみで博多まで出向いてゆふいんの森で可愛く、乗り込みでございます。実は今回2回目で2003年に参加したきりである。映…

2007年上半期キネマの星座ベスト

今日から7月。相変わらず、梅雨で鬱陶しい感じですが皆様、お元気でしょうか。私は煩悩に悩まされながら、今日もまた映画を見ています。。ウソツキ!(緒川たまき風)今年は6月末の時点で63本。世間的に見ればこれでも多いんですが、昨年の77本に比べ…

TOHOシネマズ高槻、遂に撤退の巻

昨日から6月に入りました。気がつけば今年も今月終われば残り半年。時が過ぎるのは早いですなあ。5月末での鑑賞本数は49本。。5月ね、忙しかったんですよ。趣味のサボりを忙しさのせいにするのは嫌いなんですけどね。珍しく、仕事が忙しくてですね。引…

忙しい下寺町の坊主持ち

先週は職場で異動があり、バタバタした一週間であった。4月にも異動があって、係長と係員が一人昇任で変わったばかりだが、今度もベテランの係員が2人も異動してしまった。二人ともとても仲よかったのに、残念である。うち1人は映画好きで「チェブラーシカは…

そして、映画館がまた一つ消える〜シネフェスタ閉館〜

3月末に閉館するフェスティバルゲート、否、シネフェスタに行って来た。 思えば、不幸な映画館であった。 収益がよかったかどうかは知らないが、存続については映画館自身の問題ではなくて、フェスティバルゲートの事情に振り回され続けてきた。 大阪市交通…

またもや言い訳の儀

随分、更新が空いてしまいました。何しろ、2月3日、4日と職場の慰安旅行、そして10日から12日からは北海道旅行と旅行が続きましたので、映画もなかなか見れない始末でした。しかもその間に結構、飲み会が続きまして体調まで崩しておりました。今週以降は暇に…

次郎長三国志シリーズリメイク予想キャスト 地の巻

本企画は現在、シネマヴェーラ渋谷で絶賛上映中(すごい入りらしいが)の「帰ってきた『次郎長三国志』とマキノ時代劇大行進!」のラインナップである次郎長三国志シリーズ(1952〜54 東宝)がもしリメイクされるならば、どんなキャストがいいか?という、何…

毎度おなじみの高槻松竹セントラル情報です

今週末から高槻松竹セントラルで「サスペンス傑作選3」がスタート。もうここの映画をチェックしとけば、今の日本映画をスルーしても余りあるほど豊かな映画ライフがおくれることはもう幾度も書いておりますが、本特集も粒揃いでございます。サスペンス傑作…

次郎長三国志シリーズアンコール記念!!次郎長三国志シリーズリメイク予想キャスト 天の巻

時代劇ってのが低調になったのは、誰もが知ってる物語が少なくなったからだと思う。ここ最近の大河や単発のスペシャルを見てればわかるんですが、題材が戦国ものと幕末ものしかない。限られた題材で何回も撮っているから、視点を変えてみたり、有名な武将の…

12月映画雑感

今年もいよいよ後一ヶ月。師走ですな。師走と聞くだけで妙にあわただしい気分になってしまう私はやはり日本人ですなあ。今年も24日は休日か。。むかつくなー見たい映画いっぱいあるのに、外に出たくない日だ。寒いのも嫌いなんで12月はあまり、いい月じゃな…

11月映画雑感

10月は自己最多の月間鑑賞本数31本でございます。ようやく、エンジンがかかってきたというかDVD無間地獄からの脱出でございましょうか。せっせと映画見ております。先日、書きましたが10月末で今年は148本鑑賞。200本の目も見えてきましたが、まあ見れたら見…

世界のCMフェスティバル2006 10/14

世界のCMフェスティバル2006 10/14 大阪国際交流センター ★★★★ →昨年に引き続き、行って来た。夜更かしがめちゃめちゃ苦手な(だからと言って朝が強いわけでもないけど)私にとって、オールナイトはキツイのだが、世界のあらゆるCMを一晩で一息に見てし…

京都映画祭閉幕

本日で京都映画祭も閉幕。今年の京都映画祭は休みも取りましたし、毎日なんかは見ておりました。ここ最近は旧作は熱心に見てたんですが新作を見るほうがおろそかになっていた、というかまあ面白い作品がなかったというか、いつもなら絶対に見てたような作品…

京都映画祭中間報告

木曜日、金曜日と京都映画祭でMOVIX京都に入り浸りでございました。えー会場はガラガラです。半分ぐらいの入りですな。木曜日はドイツ映画の「幻影」多部未華子主演の「ゴーヤーちゃんぷるー」和製ロバート・デュバルこと蟹江敬三主演の「MAZE マゼ」、金曜…

京都映画祭スタート

世間の映画ファンが東京国際映画祭で盛り上がっている昨今、こんなんで喜んでるのは俺ぐらいやろな、と思いながらも。。はい、京都映画祭から昨日からスタートしました。昨日は祇園会館で「ウィンター・ソング」を見て、今日は万田邦敏の「ありがとう」を見…

関西ではこんな映画やりまっせ情報と言うよりただの極私的映画備忘録

秋口から見たい映画が次々と公開され、我が根城高槻松竹セントラルでの特集もあるし、京都映画祭も始まるし、となんかバタバタしてきたので、備忘録代わりに整理しときます。まあ関西ではこんなイベントがあるよ、ということで関西の映画ファンの方に参考に…

世界のCMフェスティバル2006

世界のCMフェスティバル2006 10/14 大阪国際交流センター ★★★★ →昨年に引き続き、行って来た。夜更かしがめちゃめちゃ苦手な(だからと言って朝が強いわけでもないけど)私にとって、オールナイトはキツイのだが、世界のあらゆるCMを一晩で一息に見てし…

冷静に読むとただの愚痴なんだが

「京都シネマって前に人が座るとほとんど見えなくなる。一度ひどい目にあったから最近は一番前で見ている」職場の映画ファンとそんなことを話したのはつい先日のこと。年に20回近く利用している私であったがあまり、そういう経験はなかったので他人事のよう…

たまに書けば愚痴ばっかでございますが

遂に10月に入りました。9月は体調の悪化に悩まされた一月でとにかく風邪が治らない。風邪というのはいろんなところに波及するもので肩こりはする、目は痛む、古傷の右くるぶしはズキズキするとロクなことはなかった。それでも映画は19本見たわけですが…

映画の秋!11月は高槻松竹セントラルに通いつめろ!

全国800万人(適当)の日本映画ファンの皆さん、こんばんわ。以前に当ブログでもお伝えしていた高槻松竹セントラルの「不滅の時代劇傑作選5」ですが詳細が決まったようなのでお伝えしておきます。毎度毎度のことですが、すごいラインナップです。Aプロ …

今年もありますえ、京都映画祭

今年もやるでよ、京都映画祭。ということで第5回京都映画祭が今年もあるそうです。日程は10月24日から10月29日。正直、今年はないと思ってました。前回も京都市が予算ねえから辞める、と言ったら中島貞夫が「もう京都市の仕事は何もやったらん!」…

キム・ギドク引退か?

反・韓流の一番星キム・ギドクが「韓国の映画ファンは『グエムル−漢江の怪物−』で喜んでるようなどあほうどもだ。韓国の映画がつまらんのは観客のレベルが低いからだ」みたいな、塩田明彦が一度は言うてみたかった(韓国を日本に置き換えてだぞ)ような、こ…

己の危機に気づくまでもなく、危機へ辿り着けぬのじゃよ、渋川はん

諸事情により、単行本未収録。十年、早かったです。

ぐわんばれ!高槻松竹セントラル!

高槻松竹セントラルが相変わらず頑張っている。9月から3週間にわたって「サスペンス傑作選2」。5月にやった「サスペンス傑作選」の続編だが、前回に引き続きラインナップがすさまじい。日本映画ファンにとっては垂涎のような顔ぶれである。Aプロ 悪の階…

大阪の九条がますますややこしい街に

大阪ミニシアターの裏番長、シネ・ヌーヴォが新しい劇場を作るようです。その名もシネ・ヌーヴォX。30席ほどのデジタルシネマシアターで8月19日から開館だとか。どこに作るのか、と思いきやシネ・ヌーヴォの二階に作るそうです。あんな秘密基地みたいな…

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、休止へ

いつか行こうと思っていた映画祭が二つともなくなってしまった。休止とのことだが、この手のイベントは一度中止するとなかなか実施されることがないので、関係者のよっぽどの頑張りがないとしんどいだろう。7月の初旬に東京国際ファンタスティック映画祭の…