野獣死すべし
☆野獣死すべし 11/19 大津京町滋賀会館シネマホール(リスペクト!松田優作)
★★★★
→今年、200本目の劇場鑑賞。仕事が終わってからわざわざ、大津まで行って来た。このとき、松田優作は油が乗り切ってすごい演技をしまくってた時でこの映画もまさに松田優作の独演会とも言える。が、その強烈なキャラクターは決して、共感が持てるような主人公でなくて、出来を見た角川春樹は監督の村川に「どうしてこんな映画を作ったんだ」と叱ったとか。脚本は「いつかギラギラする日」の丸山昇一でこの人も油が乗り切ってた。ハイパワーで突っ走る優作に「疑惑」で名演技を見せた鹿賀丈史がかろうじて伴走。その二人を見事に受け止めるのが室田日出男。飄々としながらも眼光鋭く、二人に迫るハーヴェイ・カイテルばりの芸達者ぶりをいかんなく発揮してます。
- 出版社/メーカー: PI,ASM/角川書店
- 発売日: 2000/12/22
- メディア: DVD
- クリック: 14回
- この商品を含むブログ (72件) を見る