森達也も嘘をつく

森達也の『ドキュメンタリーは嘘をつく』」見ました。森達也も嘘をつく、という感じで森達也が自分のファンに「メディアの言うことを何でも鵜呑みすんなって俺は言ってるだろ」と冷や水をぶっかけるような作品でした。この人、おもしれえわ。かなりシャレがきつい。

今村昌平が「人間蒸発」でドキュメンタリーだって演出はあるぜ、と言って何十年。その間にドキュメンタリー作家が普通に「ドキュメンタリーはフィクションだ。俺らは善人じゃないし。事実なんてどうでもいいや」言い放つまでに様々なドキュメンタリーが作られるようになった。その一方でテレビマンはかたくなに公正中立にこだわり続ける。この意識の差異が面白いと思った。まあゆっくり感想書きたい作品です。

それから。。レポーターの吉田啓子がかわいいです。