2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

この手の約束は守られたことが無い

またまた更新が滞ってますが、映画は見ています。今月末に2005年鑑賞映画のベスト15やりまーす。もちろん、日本映画と外国映画を分けてね。あ、ワーストですが「ローレライ」っす。厭な気分がした人には30日見ないことをオススメします。

ゆきゆきて、神軍のない町に生まれて

弟に「ゆきゆきて、神軍」をビデオ屋で借りてきてくれと頼んだのだが、なかったらしい。店員にも聞いたらしいが置いてないと言われた。仕方ないので自分で町のTSUTAYAまで出かけたがここもやはりない。店員に聞こうと思ったが、ナウなヤングにヒューヒュー(…

神軍平等兵、天国へ凱旋

奥崎謙三、死去肩書きは作家でも運動家でも自営業者(奥崎先生はバッテリー屋さんをやっていた)なくて、「元日本兵」なんですね。記者様もこの人の職業になんて書いていいのかわからんかったんでしょう。別冊宝島361「囚人狂物語」のインタビュー(出所…

タイガー&ドラゴン最終回

最後は「子は鎹」。この落語、嫌いなんで最終回はしっくり来なかった。全体を通してのテーマは「似あわねえことでも自分が好きなんだったら照れずにやれよ」とシンプルながらも本当に最もなことであった。ストーリーに落語をからめて作っていくという本当に…

TOHOシネマズ二条に行ってきた

開館したばかりのTOHOシネマズ二条に行って来た。当日はピカチュウも来ており、大入り満員であった。高槻にもTOHOシネマズはあるので、こちらに来ることはあまりないとは思うが、映画館が増えることはまあいいことであろう。久しぶりに二条に行ったが駅の周…

忍びの者〜リアリズム忍者映画〜

今日、紹介するのは市川雷蔵映画祭から「忍びの者」。市川雷蔵の後期の代表作の一つで全8作の人気シリーズになっています。監督は山本薩夫。成瀬巳喜男の弟子の一人として東宝で映画を撮りますが戦前からの筋金入りの共産党員であったために1948年の東宝争議…

真夜中の弥次さん喜多さん 

真夜中の弥次さん喜多さん 4/24 MOVIX京都シアター6 ★★★ →山田優でも南海キャンディーズのしずちゃんでもイ・ビョンホンでもほんこんでも死んだらみんな、荒川良々になるんですね!それがわかっただけでも世の中は楽しく生きていけそうです。勢い…

コーラス

コーラス 4/24 MOVIX京都シアター2 ★★★ →筋立ては極めて簡単でせっかくの伏線をあっさりとつぶしたりなど脚本上の不備はあるが、心地よく見てられる作品。少年の歌声だけでもスクリーンで体験する価値はあり。「バティニョールおじさん」のジェラ…

カナリア

カナリア 4/23 京都シネマ3 ★★★★★ →今最もその活動が注目されている監督の一人、塩田明彦の作品。「誰も知らない」のように大人の世界にさらされた子供の物語ではあるが、そのメッセージ性はより強烈。オウム事件を題材に、ひりひりするほどのリアリズ…

季節の変わり目で体調を崩しています。しんどいわあ星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。大体が星4つから2つまでの範囲です ★★★★★・・・映画ファンならば必ず見るべし ★★★★・・・・ぜひ見ておきたい作品 ★★★・・・・・映画館で見ても損…

好きなキャラクターがトトロ☆(原文ママ)て

WOWOWで「下妻物語」を見る。DVDも持っている作品で何度目かの鑑賞になるか、やっぱりこの映画よくできている。変なキャラクターばっかり出てるのにくどくなく、脱線することなくいちごと桃子のお話にしているところがやはりいい。見終わったあとに爽快感が…

その文集で尊敬する人物で挙げていたのが服部武(「仁義なき戦い」武田明のモデル。広島共政会二代目会長)どうしてこんな人物の名前を知っていたか分からない。ちなみに当時の将来の夢は「働かないで優雅な暮らしをする」でした。

木曜日。明後日の18日からMOVIX京都にて公開される「砂の器」を記念して橋本忍特集を考えてまして「幻の湖」のレビューを書いておりました。で、2000年にみなみ会館で上映した時に入手した「幻の湖」パンフのコピーを探しておったのですが、中学生の時の文集…

東京であじさい茶屋という駅そばの店があったな

あじさいで有名な三室戸寺に行ってきました。あじさいは色合いが綺麗なのでこれだけ集まって咲いているのを見るとため息が出ますね。その後、伏見の「鳥せい」。超人気店で無理かなと思いながら行きましたが30分ほどで入れてもらえました。ただ、5時半ぐらい…

がめつい奴 

☆がめつい奴 4/19 高槻松竹セントラル(女性映画傑作選9) ★★★★ →映画が最も元気だった頃にたっぷりお金と手間隙をかけて作った娯楽大作。個人的にはあっけらかんと突き抜けた明るさいっぱいだった団令子が一番好き。それから中山千夏が何で天才少女と…

東京マダムと大阪夫人

☆東京マダムと大阪夫人 4/19 高槻松竹セントラル(女性映画傑作選9) ★★★ →川島雄三作品。千葉の社宅、あひるヶ丘で繰り広げられるホームコメディ。奥さん達の井戸端会議にあひるの鳴き声を重ねてしまう演出が微笑ましくて楽しい。同じ社宅に住む東京育…

インファナル・アフェア 終極無間

インファナル・アフェア 終極無間 4/17 TOHOシネマズ高槻スクリーン7 ★★★ →決してつまらない作品ではないのだが、シリーズ三部作の中ではやはり見劣りしてしまう。一作目と二作目で描ききれなかった部分を描いているのだが、特に目新しい新発見があった…

星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。大体が星4つから2つまでの範囲です ★★★★★・・・映画ファンならば必ず見るべし ★★★★・・・・ぜひ見ておきたい作品 ★★★・・・・・映画館で見ても損はなし。ここまでは標準 ★★・・・・・・時間がない…

にっぽんのお婆あちゃん 

☆にっぽんのお婆あちゃん 4/17 高槻松竹セントラル(女性映画傑作選9) ★★★★ →代々木系の映画監督だった今井正の撮った、お婆ちゃん喜劇。主演はミヤコ蝶々に北林谷栄。家出した二人のお婆ちゃんの一日を丁寧に描いている。飯田蝶子、東山千栄子、浦辺…

にっぽん昆虫記

☆にっぽん昆虫記 4/17 高槻松竹セントラル(女性映画傑作選9) ★★★★ →今村昌平の代表作の一つ。流されるままに生きてきた女性を通して、戦後史を描いている。素朴でも何でもなく、生きていくために必死に自分だけを守っていく田舎者を生き生きと泥臭く…

戦争のはじめかた 

戦争のはじめかた 4/16 みなみ会館 ★★★ →軍隊の腐敗を面白おかしく描いたコメディですな、これは。題名を見ると、朝日新聞とか大谷昭宏あたりが大喜びしそうですがこれはニーチェの「平和な時、戦争は自ら戦争する」から取られたもので別に戦争などやっ…

ある殺し屋の鍵

星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。大体が星4つから2つまでの範囲です ★★★★★・・・映画ファンならば必ず見るべし ★★★★・・・・ぜひ見ておきたい作品 ★★★・・・・・映画館で見ても損はなし。ここまでは標準 ★★・・・・・・時間がない…

一応、日本映画専門サイトとか書いてるのでそれらしいことも描いておく+雑記

昨日はお休み。なんか映画でも見ようかなと思って情報誌を開けるもめぼしい映画は見てしまい、タダでも見たくない映画ばっかり。だって「電車男」とか「交渉人・真下正義」も見たいと思わんしな。。日本映画が興行成績の1位、2位を占める、しかもアニメじ…

めまいといやあ、ヒッチコックか。

めまいで倒れてから1週間がたち、医者に行ってきました。この1週間、体調は悪くなくて正常に暮しておりましたので結構なことなのですが医者の言葉では「薬で何事もないのなら結構なことだ」ということらしいので、注意は必要。そもそも治るものなのかどうか…

23日から二条にシネコンが

TOHOシネマズ二条開館つぶれる映画館があれば、できる映画館もあり。二条にTOHOシネマズができます。うちには関係ねえなと思ってましたが、距離的には意外に近いことがわかり、ラインナップによっては大変に魅力的であるが。。高槻にもあるしね、TOHOシネマ…

今年も湯布院映画祭がやってきた。

笑う湯布院映画祭一昨年に初めて行って昨年は行かなかったが、今年はやはり行こうかなと思っている。確かに金はかかるし、一昨年に行ったときにはあんまり面白いとは思わんかったが、日本映画ファンとしては行っておかなあかんような気がする。特別試写作品…

大宮東映閉館

大宮東映が閉館。 少し前のニュースになるが完全に見落としていた。今月の24日で閉館とはこれまた急な話である。二条のシネコンの計画は数年前からあって(何回も駄目になったが)それを理由の閉館ってのはなんか変。、跡地利用も全く決まってないらしいし、…

だけれど男はそれをやめられない〜メノットに見る日本映画の事情〜

femaleの感想でちょっぴり触れたメノットですが、少し気になったので調べて見ました。藤本綾が大胆な脱ぎっぷりを披露するってのは聞いてましたが共演の国分佐智子も脱ぐらしいんですよね。こっちの方が重要じゃないですか!皆さん。ぼんやりと読んでる場合…

タイガー&ドラゴン

今回は「粗忽長屋」。こうして映像化してみると随分にブラックなネタなんだよな。自分にそっくりな遺体を抱いておいおいと泣いているわけだから。落語は他に「蛇含草」(東京では「そばの羽織」)とか「首提灯」、「胴斬り」とか映像化したら怖いもん多いし…

female〜こんばんは!ゴートーです!〜

今日、紹介するのはJam Filmsシリーズの最新作になる「female」。第一線で活躍する女性作家5人の短編をそれぞれ映画化したオムニバス作品集。作家の顔ぶれは姫野カオルコ、室井佑月、乃南アサ、唯川恵、小池真理子。小説を読む習慣がない私でも*1名前は知っ…

日本がワールドカップに出場とかなんとか

無観客試合というのに興味を持っていた。オフサイドの意味や選手の名前すらほとんど知らない私の興味はいったい、選手がなんと言いながら試合をしているか。実は広島弁で「わしがほりこんだるけ、こっちにボール回せや」だの「おんどれに何でボールわたさな…