ゆきゆきて、神軍のない町に生まれて

弟に「ゆきゆきて、神軍」をビデオ屋で借りてきてくれと頼んだのだが、なかったらしい。店員にも聞いたらしいが置いてないと言われた。仕方ないので自分で町のTSUTAYAまで出かけたがここもやはりない。店員に聞こうと思ったが、ナウなヤングにヒューヒュー（桃の天然水風）なTSUTAYAにはあるわけねえよな、と思い直して帰途についた。何で来たんやろ、わし。「ゆきゆきて、神軍」がない町などムスカに燃やされてしまえ！と思うが、買うことを決意した。資本主義の原理から言えば、そんな物好きしか見ないようなビデオを貴重な棚に置くことは考えられない。まあ利益を追うことが至上のあきんどの世界では当たり前であろう。そんなビデオを置くよりも10本ある「いま、会いにゆきます」を11本にすることの方が儲けにつながる。資本主義にファックオフ！って高橋ヨシキか、わしは

　その点、図書館は素晴らしい。「非国民奥崎謙三は訴える―ゆきゆきて神軍の凱歌」、「奥崎謙三服役囚考―あいまいでない、宇宙の私」「ドキュメント　ゆきゆきて神軍」の三冊の本の取り寄せをお願いした。資本主義の原理から言えば、虫もつかんように保管するよりも炊きつけに使う方がふさわしいのだがやはりそこは図書館だ。物好きのためにきっちり本を保管してくれている。というか、何でこんな本を税金で買っていたのか。当時の担当者の英断が光り輝いておる。これからも「だからあなたも、生きぬいて」を20冊買うよりも、バカ高いワイズ出版の本を買うとかをお願いする。

　ということで明日、ヨドバシカメラで買ってきます。多分ないと思うけど。調べて見たらシネ・ヌーヴォでこんなんあったんですね。見とけばよかったな。。

あと奥崎さん情報で言うとやっぱり生活保護受けてはったんですね。