戦国自衛隊1549 6/12 TOHOシネマズ高槻スクリーン2

戦国自衛隊1549 6/12 TOHOシネマズ高槻スクリーン2
★★
→前作の一応の約束事は引っ張っているが本作は福井晴敏の完全なオリジナル。日本映画離れしたアクションシーンと巨大なセットは見ごたえがあるが、やはりストーリーが惰弱でちっとも入り込めない。特に鈴木京香は何のために出てきたのか、中途半端でよくわからなかった。主人公の江口洋介も魅力が薄いしね。本作は「ローレライ」と同じでリアリズムや筋立てに目をつむり、ファンタジーとして楽しむべきだろう。北村一輝がやっぱりうまいなあ。戦国武将でありながら、未来の世界を知ってしまった侍で面白い役柄であった。藤介を演じた中尾明慶も野心に目をらんらんと輝かす一癖ある子供をうまく演じているのだがバラエティの出すぎで違和感あり。前作とは一人もキャストがかぶらないのがやや残念。千葉真一少しでもいいから出して欲しかった。でも腕時計のシーンはあるよ。お楽しみにね。