2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

久しぶりのイメージボーイ。今日は植草一秀先生。この先生のことを変態呼ばわりをする不逞の輩がいるが。けしからん話だ!本人がやってないというのだから、やってないんだ!公権力の陰謀に決まっておる!これは現代の免田事件だ。前科があるけどやってない…

近頃なぜかチャールストン〜フォービートのアルチザン、永遠なれ〜

今日は昨日、亡くなった岡本喜八監督の作品で「近頃なぜかチャールストン」。岡本喜八は1924年生まれ。戦争中に演出係として東宝に入社するも戦時徴用に取られ、内地にて終戦を迎えます。高校時代の同級生は半分が戦死した、そういう世代でした。戦後は東宝…

やましろ映画館事情2005年版

今日は毎年やっております、やましろ映画館事情です。あくまでもシャレなので本気にして映画館にチクったりしないように。映画ファンは数多いので面は割れておらんでしょうが、どこで見てる人がわからへん。もしかしたら映画館のスタッフの方々も見られるか…

岡本喜八監督、死去。享年81歳。

フォービートのアルチザン、逝く。http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050219i104.htm 岡本喜八監督作品は私が日本映画を見始めた時によく見ていました。「大誘拐 RAINBOW KIDS」「近頃何故かチャールストン」「ジャズ大名」から始まり、「日本の一番長い…

黒木太郎の愛と冒険〜男は女にやさしくされたいし、やさしくしたいんだ〜

今日、紹介するのは第七藝術劇場でやってる森崎東ベストセレクションから「黒木太郎の愛と冒険」。森崎東監督は1927年生まれ。京都大学卒業後、映画雑誌の編集を経て29歳の時に松竹京都撮影所に入社します。入社してからはもっぱら脚本家として松竹の…

2004年ベストテン 序

「キネマの星座」では毎年ベストテンを行っています。2004年のベストテンは既に他のブログで発表していますが、はてなではまだやっていませんでしたのでデータに残しておきます。キネ旬ベストも発表されたことですし。今日から更新していきます。ランキ…

週末映画雑砲〜映画づくしの三連休〜

今週末は人に会う約束も仕事も無く、のんびりと映画を見ながら過ごした週末であった。ああ、心安らか。☆2月11日。建国記念の日。借りていた「悪い男」のDVDを見る。先日見た「反則王」にしても脚本は中途半端だし、主人公に感情移入は難しいのだがテンポ…

ゴッドギャンブラー〜香港ヒットシリーズの第一作〜

今日、紹介するのは香港映画の人気シリーズの第一作となった「ゴッドギャンブラー」。香港映画というのは、大らかというか、自由な発想って言うのか、混沌としてるというかはっきり言えばめちゃくちゃなんですが、パクリの連続でパロディだらけです。この「…

ニワトリはハダシだ〜宴会やりましょ、宴会〜

今日、紹介するのは森崎東監督の「ニワトリはハダシだ」。森崎東監督の6年ぶりの新作です。山田洋次と並んで松竹の喜劇映画の旗手と呼ばれ、ファンも多い監督です。山田洋次との関係も深く「男はつらいよ」のテレビシリーズと映画版第一作は二人の共同脚本…

鉄砲玉の美学

☆鉄砲玉の美学 11/3 シネ・ヌーヴォ ★★★★★ →東映の作品は当時社長だった岡田茂が適当に題名をつけていたと言う。深作の傑作「県警対組織暴力」はトイレで考えついた題名だったらしい。東映のエースだった中島貞夫がわざわざノーギャラでATGでこの作品…

くのいち忍法

☆くのいち忍法 11/3 シネ・ヌーヴォ ★★★ →中島貞夫監督のデビュー作。デビュー作からこんな作品を撮っているのだ。当時からやはり、この監督は注目株だったのだと思う。脚本は東大時代の親友の倉本聰。後に東映のひそかなドル箱になるエロ時代劇のはしり…

ショーケン逮捕

ショーケンが遂に逮捕。ショーケンがこういう人なのはわかってたし、しゃあないなと思いますが逮捕されるほどのもんかねえ?実際、示談交渉は進んでたわけだし。ヤクザの名前を挙げて脅したと言っていますが、本当にヤクザの知り合いがいるかもわからんし、…

だからおれはスポーツが嫌い

私はスポーツが見ないのでよくわからんが、北朝鮮とサッカーをして勝ったらしいねえ。どうでもいいけど。新聞屋が横田夫妻にインタビューして「拉致とスポーツは無関係」とかコメント取って新聞に載せてるが、「選手を拘束して外交カードにすべきだ」とか言…

今日はやはりショーケンだな。。。

そそやない、そとや

昨日、家のじいちゃんが亡くなりました(TT) 病室で最後を見取るために家族全員がそろいました。 僕が「なにか最後に言いたいことない?」って聞いたら、 じいちゃんが虫の息のように小さい声でこういいました。「そそが観たい」と… (そそ)というのは女性のア…

越前屋俵太さん

今日は越前屋俵太さん。大学の頃、街中で「バスDEコロコロ」の収録をよく見ました。

隠し剣 鬼の爪

隠し剣 鬼の爪 10/31 TOHOシネマズ高槻7 ★★★ →老いたりとは言え、山田洋次はまだまだ現役。自分の力にスタッフの力、キャストの力を充分に引き出し、いい映画を作ってくれる。今まで嫌いだった永瀬だが、この映画の凄い腕を持ちながらも不器用に生…

SAW

SAW 10/31 TOHOシネマズ高槻1 ★★★★ →大変に面白い映画であった。映画が始まると鎖でつながれた二人の男が地下室にいる。男たちの背景やある事件が紹介されてストーリーはのっそりと進んでいく。ショッキングな映像が多く、思わず目をそむけてし…

ブルーリボン決定

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/cinema/blue-ribbon/2005/index.htmlひそかにブルーリボンが発表されてたんですね。作品賞と外国映画賞がキネ旬と一緒ってのはなんか平凡だよなあ。。しかし「誰も知らない」って本当にみんな、好きですね。私も嫌…

森昌子復帰。。現役だったほうが驚きだわ。。

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2005/02/04/01.html正直、森昌子が生きようか死のうがどうでもいいのですが、まだ活動していたことということに一番驚きました。ところでジャニーズに無理やりねじ込んだ息子さんは何してんのか。もう辞めたと…

加藤和也

今日のイメージボーイはひばムスこと加藤和也サン。ひばりの弟の子どもで養子になりました。ちなみに親父の職業はヤクザ。見た感じは負けっぱなしのキックボクサーみたいで、社長には全然見えません。

レイクサイド マーダーケース

レイクサイド マーダーケース 1/29 みなみ会館 ★ →すんません、一言で感想言わせてくださいな。「ちーともおもろないわ」。感想は以上です。他にありません。おもろないものを説明するほど暇やないし。リアリティのかけらもサスペンスの面白みも何にもあ…

☆動くな、死ね、甦れ!

☆動くな、死ね、甦れ! 1/29 みなみ会館 ★★★ →正直、このタイトルから想像したのはゾンビ映画だった。実際にはゾンビは出てこなくてこの題名はロシアの遊びの掛け声なんだそうだ。遊びで「氏ね」とか言うのは少しひいてしまうが。89年に作られた、まだロ…

マッスル・モンク

マッスル・モンク 1/25 京極弥生座1 ★ →アンディ・ラウがムキムキのボディスーツ着て暴れるだけの映画。後半はサスペンス仕立てなんだが前半があほらしいので恐ろしく白けてしまう。なんだかなあ。。アンディ・ラウもこんなん出るのね。。。で監督はジ…

ゴーストシャウト

ゴーストシャウト 1/23 テアトル梅田2 ★★★★ →テアトルグループ製作のガリンベイロ・レーベル第4弾の作品。正直、期待値は低かった。監督もテレビの人だし、キャストもそれほど興味を惹くもんでもなかったし、何より細木数子の占いで題名を「ゴーストネ…

パッチギ!

パッチギ! 1/22 MOVIX京都シアター2 ★★★★ →「のど自慢」の不振、「ビッグショー!ハワイに歌えば」の大不振で持って映画界からパージされた井筒和幸であったが、容赦なく映画を切って棄てる批評に何にでも意味無く噛み付くというキャラで自らが有…

フォッグ・オブ・ウォー/マクナマラ元米国防長官の告白

フォッグ・オブ・ウォー/マクナマラ元米国防長官の告白 1/22 京都シネマ2 ★★★ →ケネディ大統領の元で国防長官を勤めたロバート・マクナマラのインタビューを中心としたドキュメンタリー映画。この映画を見ると本当に戦後はいつ第三次世界大戦が起こっ…

ジャッカス・ザ・ムービー

ジャッカス・ザ・ムービー 1/21 京極弥生座2 ★★★★ →jackassってのはアメリカのスラングで「どあほう」と言う意味。とにかくどうしようもない奴を指す言葉である。ストリート系ハードコア・パフォーマンス番組「jackass」。この番組はそんなことしても誰…

父、帰る

父、帰る 1/15 みなみ会館 ★★★ →2003年のヴェネチア国際映画祭でグランプリを受賞したロシアの映画。母親、祖母、息子2人でひっそりと暮らしていた家庭に蒸発していた父親が12年ぶりにひょっこり帰ってきたところから始まり、父親が二人の息子を…

イブラヒムおじさんとコーランの花たち 

イブラヒムおじさんとコーランの花たち 1/15 京都シネマ2 ★★★ →フランスの下町におけるユダヤ人の少年とイスラム教徒のトルコ人の緩やかな交流を描いた、あったかい映画。フランスは移民が多く、様々な人種や宗教が違う人が入り組んで暮している。しか…