日本映画
★武士の一分 12/9 MOVIX京都シアター12 ★★★★ →いつから三部作になったか知らんが、山田洋次時代劇三部作のラストを飾る作品。この日は檀れいさんの舞台挨拶つき。宝塚歌劇出身の綺麗な女優さん。若い頃の藤純子に似てると思うのは私だけでしょう…
★悲しき天使 10/27 MOVIX京都シアター8(第五回京都映画祭) ★★★ →映画も撮るお医者さん、というよりも医師免許を持つ映画監督と呼ばれたい大森一樹最新作。この日は監督の舞台挨拶付き。70年代後半、大阪が元気だった頃に自主映画の雄として鳴ら…
★インディアン・サマー 10/27 MOVIX京都シアター8(第五回京都映画祭) ★★★★ →この日は主演のいしだ壱成の舞台挨拶があった。一昔前なら大騒ぎになったと思うが、突然決まったことで告知も当日にしかされなかったので、会場はガラガラ。ちとかわ…
お次の第四作は第三作の一ヵ月後の封切。もう現場はわやくちゃだったろう。本作の監督はドラマ版「男はつらいよ」の演出を担当したディレクターの小林俊一。後にもドラマ版「白い巨塔」の演出も担当している才人である。なんとこの作品は寅次郎が旅に出ない…
日本映画が坂道を転げるように悪くなっていた1968年の出来事である。松竹の社長だった城戸四郎は「プログラムを間に合わすという考えで安易にシリーズ化するのはよくない。今後は三本以上のシリーズは作らない」と語った。結局、日本映画がダメになった…
今日は黒澤明の代表作の一つ「生きる」。東宝争議に嫌気がさして松竹や大映で「羅生門」や「白痴」を撮っていた黒澤が久々に東宝で撮った作品です。脚本は「羅生門」に続いて黒澤とは二度目の仕事となる橋本忍。以後、彼は黒澤映画の脚本を多く書くことにな…
小田切みきが亡くなった。今年の映画人の訃報は現役から遠ざかって枯れるように亡くなるケースと老いてますます盛んとばかりに現役バリバリの人がふっと亡くなってしまうケース、先日亡くなった実相寺昭雄なんてまさにそのケース、が多いような気がする。。…
☆血槍富士 11/26 高槻松竹セントラル(不滅の時代劇傑作選5) ★★★★★
☆一本刀土俵入 11/26 高槻松竹セントラル(不滅の時代劇傑作選5) ★★★
★地下鉄<メトロ>に乗って 11/23 MOVIX京都シアター9 ★★
☆真田風雲録 11/22 高槻松竹セントラル(不滅の時代劇傑作選5) ★★★
☆ジャズ大名 11/22 高槻松竹セントラル(不滅の時代劇傑作選5) ★★★★★+★★
★シネマ歌舞伎 野田版研辰の討たれ 11/16 MOVIX京都シアター12(新京極映画祭) ★★★★★
★青春☆金属バット 11/16 京都シネマ1 ★★
☆待って居た男 11/15 高槻松竹セントラル(不滅の時代劇傑作選5) ★★
☆斬る 11/15 高槻松竹セントラル(不滅の時代劇傑作選5) ★★★★★
★ただ、君を愛してる 11/9 MOVIX京都シアター7 ★★★★ →正直驚いた。何に驚いたか、と言うと結構感動してしまっている自分に、である。この手の映画は苦手で本作も「宮崎あおいが出てるんなら見なくちゃな。多分むごいだろうけど」というかなり軽い…
★手紙 11/4 TOHOシネマズ高槻スクリーン8 ★★★★
ある女性。年は30過ぎで市役所勤務の独身。服装は地味。古いアパートにひっそり暮らしている。仕事は出来る方だが何故か、昇進試験を受けない。よってずっと雑用ばかり。上司の「どうして試験受けないの」の質問に「わたし、いまの仕事で満足していますから…
★ありがとう 10/25 MOVIX京都シアター8(第五回京都映画祭) ★★★★ →正直、期待していなかった作品だった。震災からの復興がテーマでノンフィクションの映画化。しかも主演が赤井英和である。さらにである。この映画 ありがとうは東映の作品で毎年…
☆氷点 5/7 高槻松竹セントラル(サスペンス傑作選) ★★★ →三浦綾子のベストセラー小説の映画化。この小説は幾度もドラマ化されていて今年もまた石原さとみ主演で11月25日、26日とドラマでやります。映画化に先立ち、テレビ朝日でドラマ化されたのが一番有…
☆太陽は日々に新たなり 3/28 高槻松竹セントラル(女性映画傑作選11) ★★ →野村芳太郎の松竹大船映画。主演は岸恵子で浮気している夫が大木実で岸恵子に密かに思いを寄せている佐田啓二、その佐田啓二に興味がある大阪の金持ち娘に有馬稲子、大木実の…
仲谷昇が亡くなった。享年77歳。割と若く見える俳優だったので、そんな年だったとは知らなかった。この人は舞台の人で文学座出身。後にクーデター的に集団で脱退しています。文学座は残ってる人も出て行った人もすごい、というかつてのアスキーみたいなとこ…
★ただ、君を愛してる 11/9 MOVIX京都シアター7 ★★★★ →正直驚いた。何に驚いたか、と言うと結構感動してしまっている自分に、である。この手の映画は苦手で本作も「宮崎あおいが出てるんなら見なくちゃな。多分むごいだろうけど」というかなり軽い…
★寝ずの番 10/29 祇園会館(第五回京都映画祭) ★★★★ →4月に見ており、感想はほぼ同じ。津川雅彦の舞台挨拶があったが、金を出してくれる会社がなくて、製作は難航したらしい。下ネタ満載のため、テレビでは絶対に流せない作品だし、家族の前で見るのも…
☆緋牡丹博徒 10/29 祇園会館(第五回京都映画祭) ★★★★ →山下耕作監督の緋牡丹博徒シリーズの第一作。シリーズ通じてのキャラクターである、不死身の富士松や熊坂虎吉、お神楽のおたか が既にズラリでこの作品で世界観が固まっていたことがわかる。博徒…
★紙屋悦子の青春 10/29 大津京町滋賀会館シネマホール ★★★★★
☆女番長 ゲリラ 10/28 祇園会館(第五回京都映画祭) ★★★★ →鈴木則文が監督した東映ピンキーヴァイオレンスな一本。杉本美樹、池玲子の二枚看板で京都を舞台にした女番長の大暴れが楽しい。この人たちは下着をつけないのでしょうか。なお、あがた森魚が…
★悲しき天使 10/27 MOVIX京都シアター8(第五回京都映画祭) ★★★ →野村芳太郎の「張込み」をモチーフに殺人犯を追う刑事を描いた作品。刑事と犯人、そして刑事が張り込んでいる、犯人の昔の恋人である旅館主人の妻と主要人物を女性として、女性の…
★インディアン・サマー 10/27 MOVIX京都シアター8(第五回京都映画祭) ★★★★ →行方不明になった幼馴染を探すというストーリーを中心に都会で生きる若者達を描いた作品。探す中で出会っていく登場人物に背景を書き込んでいき、群像劇っぽく仕上げ…