インディアン・サマー

インディアン・サマー 10/27 MOVIX京都シアター8(第五回京都映画祭)
★★★★
→この日は主演のいしだ壱成の舞台挨拶があった。一昔前なら大騒ぎになったと思うが、突然決まったことで告知も当日にしかされなかったので、会場はガラガラ。ちとかわいそうだったが、上映終了後に出口で送り出しやってる姿は好感が持てた。この人も色々ありましたが、、演技できる人なんで頑張って欲しい。

 本作はそのいしだ壱成の復帰作。行方不明になった幼馴染を探すというストーリーを中心に都会で生きる若者達を描いた作品でなかなか面白かった。幼馴染の黒谷友香を探していく中で出会っていく登場人物に背景を書き込んでいき、群像劇っぽく仕上げている。時間軸を微妙にずらして、映画の後半に謎解きを用意している手法はありがちなんだが、さわやかなラストを演出している。

 黒谷友香能世あんな伊藤かな国分佐智子と美人揃いの女優陣が嬉しい。それだけに画面が汚いのがやや残念だが。。特に能世あんながいい。かわいい。チョイ役と思いきや、終盤まで活躍する。いしだ壱成の演技もいいが、脇役の水橋研二高知東生もよい仕事だ。唇まげてもっともらしく喋る水橋研二の酒屋探偵がハマリ役。