2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

現代人

☆現代人 12/25 シネ・ヌーヴォ(社会派コメディの変遷「渋谷実と前田陽一」) ★★ →万年青年、池部良の代表作。この日のフィルムはフランス語字幕入り。有名な作品なので海外でしかフィルムが見つからないというのは如何なものか。戦後すぐのアプレゲー…

本日休診

☆本日休診 12/25 シネ・ヌーヴォ(社会派コメディの変遷「渋谷実と前田陽一」) ★★★★ →渋谷実の出世作。戦後すぐの焼け跡に残る町医者の生活をユーモラスに描いた作品。テンポよく、丁寧に作られているので飽きが来ない。焼け跡残る東京を使い、映画に…

星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。 ★★★★★・・・仕事休んでもメシ抜いてでも映画館で見る価値あり。 ★★★★・・・・長蛇の列を厭うことなく、ぜひスクリーンで見てください。 ★★★・・・・・映画館で見ても損はなし ★★・・・・・・別にレ…

青い車

青い車 12/20 梅田ガーデンシネマ1 ★ →わざわざ年休取って見ちゃったよ。麻生久美子と宮崎あおいのダブルキャストが話題な作品だが本当にそれだけの日本映画が最も得意とする四畳半映画。監督はとにかく、宮崎あおいちゃんが好きで仕方ないんだろう。…

草の乱

草の乱 12/18 第七藝術劇場 ★★ →何で今更に秩父事件と思うが、新藤兼人のお弟子さんである神山征二郎が苦労して撮りあげただけにスクリーンから気迫がびんびん伝わってくる。労働組合などから金を引っ張り、ボランティアの協力でよくここまで撮ったもん…

レディ・ジョーカー

レディ・ジョーカー 12/17 TOHOシネマズ高槻4 ★★★★ →原作を読んだのでまた見てみたいなと考えているが、原作を読みきって思うのはよくもまあこれを映画化できたもんだ。多面的な素材になっており、まともに映画化しようと思ったら4時間は越えてい…

お父さんのバックドロップ 

お父さんのバックドロップ 12/12 京都シネマ2 ★★★★★ →ベタな素材を素直に描いたところに好感が持てた。神木隆之介君の愛らしさがやはり際立っている。ごちゃごちゃとした大阪の下町を丁寧に描いて、彩り鮮やかな映画になっている。生瀬勝久のマネージ…

昨年に見た映画の感想はとっとと片付けなきゃ。。 一気に行きますよ星による評価はあくまでも目安。5つ星で評価しとります。 ★★★★★・・・仕事休んでもメシ抜いてでも映画館で見る価値あり。 ★★★★・・・・長蛇の列を厭うことなく、ぜひスクリーンで見てくだ…

わかんないととても悲しい

あ、画像はゴジラつながりで長谷川和彦です。。。あれはゴジや、「ラ」がついてない、「ラ」が!という暖かいツッコミをお待ちしたいのですが、おそらく無いと思われるので自分で書いておく

ニュースの天才

ニュースの天才 12/5 TOHOシネマズ高槻5 ★★ →結構楽しみにしてた作品だが、ストーリーがのろくさくて途中で何回か寝てしまった。主人公はとても同情できるような男じゃないので、映画も途中から彼とソリが合わない編集長が主人公になっていた。この…

ゴジラFINAL WARS

ゴジラFINAL WARS 12/5 TOHOシネマズ高槻7 ★★ →北村龍平の映画って前から興味があって、これが初体験でした。まあ確かにカッコはいいけどなあ。。でもそんなの好きな人はやっぱ聖林見るわけでそちらの方が面白いもんな。「地獄甲子園」をプロデュー…

待ち伏せ

☆待ち伏せ 12/3 高槻松竹セントラル ★★ →三船敏郎、石原裕次郎、勝新太郎、中村錦之助とスターを絢爛豪華で並べた三船プロの大型時代劇。スターが顔見世のように出てくるのは楽しいけどね。ストーリーにあまり関係しないところにスターを出してそれなり…

☆侍 12/3 高槻松竹セントラル ★★★★ →岡本喜八監督作品。滅法、腕がたつ孤高の侍ながらどこかに鬱屈した男を三船がうまく演じている。その三船を飲み込む策士の伊藤雄之助も素晴らしい。ラストの桜田門外の襲撃シーンは集団時代劇に影響をうけたと思われ…

季節の変わり目ってやつか

体調がすぐれず。その上になんかやたらに忙しく、時間中に仕事が終わりません。昨年もこの時期は忙しかったんですが、今年はその仕事に1割のサービス料と5%の特別地方消費税がつきそうなほどの勢いで忙しいです。日曜日も仕事だったからか、月曜日はもう…

こいつは要チェックや!

昨日の夕刻、大川豊興業の大川総裁とやき鳥食ってたら「ブログ」の話が出た。 そこで、とにかく「初参加」。 名前は 鴻池よしただ。大臣の時、市中引き廻し発言で問題になった参議院議員。 どうぞよろしくね。また今日も昨日のやき鳥屋や。相手?・・・内緒…

甘やかすと池田の二の舞になるぜ

今秋発売の週刊新潮に福知山線事故の遺族のやりたい放題についての記事が載った。まあ気持ちはわからんでもないが、やれ三億円よこせだとか、JRのツケで新地で寿司食ったりだの、新車買うてくれ、だの事業資金に一千万よこせだのええ加減にしとけや、と思…

市民寄席に行って来た。

ほぼ十年ぶりに京都会館で行われた市民寄席に行って来た。中学生の時に本気で落語家になることを考えた私は片っ端から落語会に通っており、放課後は梅田の大融寺などで開かれる落語会にせっせと足を運んでいた。市民寄席も年間指定席を買うほどの熱の入りよ…

ぶるうかなりや

WOWOWでやってたドラマで最後まで見てしまった。簡潔なストーリーで演出も凝られていたし、なかなか面白かった。失語症の息子を演じた村上淳が酒乱のタクシードライバーを演じた「BORDER LINE」以来の名演技であった。じとっとした目でぼんやりとたたずむ姿…

素直に喜んでやればいいのに

えいがひょうろんかでからくちこめんてえたあの井筒和幸先生のありがたいコラム。アホな私にはさっぱり理解できません。 小生の6年前の映画「ビッグ・ショー ハワイで唄えば!」で、主人公の室井滋ちゃんのカバン持ち役で出てたのが竹内結子。はっきり言っ…

真夜中の弥次さん喜多さん〜あたま、パッカーンやで、じぶん〜

今日、紹介するのは「真夜中の弥次さん喜多さん」。MOVIX京都で日曜日に見てきたのですが見事に満席!恐れ入りました。観客は若い子ばかりで後ろで死ぬんじゃないか、という勢いで笑い転げる女性がいらっしゃいました。特にヒゲのおいらんがツボだった…

切腹

☆切腹 9/26 京都文化博物館 ★★ →仲代達矢の代表作のひとつ。何もかも失った侍がプライドだけを握り締めて、権力と戦う映画。三国連太郎演じる家老(権力側)が圧巻。私はどうも仲代が苦手であまり入り込めなかった。三国連太郎が権力者の横柄と悲哀を背…

青空天使(短縮版)

☆青空天使(短縮版) 9/25 祇園会館(京都映画祭) ★★ →京都映画祭まとめサイトでも書きましたが、ひばりファンのおばはんが駆けつけて映画館中はえらい大騒ぎでした。ひばりが歌うとおばさん達も歌うし。。1950年の映画で長らく散逸したと言われていた…

ちゃんばらグラフティー 斬る!

☆ちゃんばらグラフティー 斬る! 9/25 祇園会館(京都映画祭) ★★★ →東映時代劇のシーンを取り出して、宇崎竜童の音楽に載せて編集した時代劇版「ザッツ・エンターティメント」。この頃、映画村が大人気で東映も時代劇復活への道を探っていた。東映時代…

丹下左膳 決定版

☆丹下左膳 決定版 9/24 祇園会館(京都映画祭) ★★★★★+★ →超豪華キャストでおくる、大友柳太朗の丹下左膳。監督は娯楽時代劇の旗手、松田定次。前年に国内初のシネマスコープで「鳳城の花嫁」を成功させてその一周年記念でまたもやシネマスコープで撮影…

丹下左膳

☆丹下左膳 9/24 祇園会館(京都映画祭) ★★ →松竹で52年に松田定次が撮った作品。左膳は阪東妻三郎がやっている。なお、この映画の撮影後に体調を崩し、翌年に亡くなっている。悪役は後に丹下左膳をやる大友柳太朗。従来の「こけ猿のつぼ」よりも長屋で…

幕末残酷物語

☆幕末残酷物語 9/24 祇園会館(京都映画祭) ★★★★ →加藤泰がリアルな時代劇を求めて作った作品。新撰組をヤクザ組織に見立て、組織の残酷さをまざまざと描いている。西村晃演じる、銭に汚い小悪人の土方や内田良平の観察山崎のクールさや新撰組に絶望し…

村の写真集

村の写真集 9/23 祇園会館(京都映画祭) ★★ →「燃えよ!ピンポン」の三原光尋監督が田舎を舞台にして撮った端正な映画。藤竜也の飄々としながらも背中に厳しさを漂わせる演技が見もの。海東健はうまい役者ではないが、感情をストレートに出せるようにな…

座頭市 血煙り街道

☆座頭市 血煙り街道 9/23 京極弥生座1(京都映画祭) ★★★★ →座頭市シリーズの第十七作目。東宝娯楽シリーズの旗手であった笠原良三*1が脚本なだけあって、全体的に軽やかなコメディタッチで映画は進む。子供とのやり取りがなんとも微笑ましい。話しが進…

特急三百哩

☆特急三百哩 9/23 京都文化博物館別館(京都映画祭) ★★ →1928年のサイレント映画。活弁付きで見た。当時、花形商売であった鉄道員を主人公にしたメロドラマ。主演は戦後に監督となる島耕二。鉄道省の肝煎りで蒸気機関車が多く出てくるので鉄っちゃん(…

蒲田行進曲

☆蒲田行進曲 9/21 祇園会館(京都映画祭) ★★★★★ →深作欣二がキネ旬で一位を取った作品。当初見た時には銀ちゃんの性格の悪さが厭になってあまり、いい感想は持たなかったんだが映画館で改めて再見して考えを改めた。めちゃくちゃ面白いやんか。つかこう…