2005-05-17 座頭市 血煙り街道 日本映画 短評 200409 京都映画祭 ☆座頭市 血煙り街道 9/23 京極弥生座1(京都映画祭) ★★★★ →座頭市シリーズの第十七作目。東宝娯楽シリーズの旗手であった笠原良三*1が脚本なだけあって、全体的に軽やかなコメディタッチで映画は進む。子供とのやり取りがなんとも微笑ましい。話しが進むに連れて、敵なのか味方なのかわからない近衛十四郎とのやり取りも徐々に間合いが詰められて、最後の決闘シーンは手に汗握る大チャンバラ!!(監督はちゃんばらの神様、三隅研次だ!)大映(三隅、勝)、東宝(笠原良三)、東映(近衛)のカラーがいい具合に交じり合って、面白い映画になっている。ラストの子供が叫ぶシーンがとてもいい。 *1:笠原和夫の師匠。苗字が一緒なのは偶然。