200604

Vフォー・ヴェンデッタ

●Vフォー・ヴェンデッタ 4/23 MOVIX京都シアター3 ★ →ナタリー・ポートマンが坊主になっただけの映画。独裁国家の設定は悪くないし、Vの存在もまあ面白いが、劇中に出てくる独裁者をおちょくりまくるテレビ番組が破滅的にくだらん。ここで萎えた…

ヒストリー・オブ・バイオレンス

●ヒストリー・オブ・バイオレンス 4/15 MOVIX京都シアター1 ★★★★★ →なんだか東映の実録ヤクザ映画を見ている気分になった。上映時間も1時間37分。その上映時間も如何にもプログラムピクチャー的である。その短い時間、次の展開に息を呑み続けた…

エミリー・ローズ

●エミリー・ローズ 4/15 MOVIX京都シアター1 ★★★★★ →ホラーは苦手なので、当初はスルーの予定だったが、ローラ・リニーと「フルモンティ」で見栄っ張りな上司を演じたトム・ウィルキンソンが出ているので見た。傑作であった。テイストは確かにホラ…

大殺陣 雄呂血 1966年 大映京都

☆大殺陣 雄呂血 4/14 シネ・ヌーヴォ RESPECT田中徳三 ★★★★ →「RESPECT田中徳三」最終上映作品。田中徳三監督と奥さんの舞台挨拶があった。奥さんはこうした上映が行われたことに感激しておられ、泣いておられた。老境に入り、田中監督も大きな病気をされ…

兵隊やくざ 大脱走 1966年 大映京都

☆兵隊やくざ 大脱走 4/14 シネ・ヌーヴォ RESPECT田中徳三 ★★★ →「兵隊やくざ」シリーズ第5作。舞台が全滅した有田と大宮は将校として他の部隊に合流。高級武官として振舞うが、そこに第三作に登場した憲兵の成田三樹夫が現れる。シリーズを通して見てい…

悪名桜 1966年 大映京都

☆悪名桜 4/14 シネ・ヌーヴォ RESPECT田中徳三 ★★★ →シネ・ヌーヴォ独自の企画「RESPECT田中徳三」。色々と忙しくやっと足を運べたのは最終日だけであった。大映の関係者は元気な方が多いのだが、田中徳三監督も86歳である。往時の大映を知る人も少なくな…

プロデューサーズ

●プロデューサーズ 4/13 TOHOシネマズ高槻スクリーン2 ★★★★★ →大ヒットを博したブロードウェイの映画化。本作がすごいのはブロードウェイのキャスト、スタッフをほとんどそのまま使ったこと。ミュージカル特有のド派手さに加えて映画ならではの映像表現…

ブロークバック・マウンテン

●ブロークバック・マウンテン 4/9 京都シネマ3 ★★★★★ →アン・リーも不思議な監督である。代表作と言うとやはり、アメリカ人にワイヤーアクションの面白さを見せ付けた「グリーン・デスティニー」になるんだろうが、それ以前は「いつか晴れた日に」や「ア…

氷壁

☆氷壁 4/7 高槻松竹セントラル(女性映画傑作選11) ★★★ →井上靖の原作を映画化。幾度もドラマ化されているが、映画化されたのは1958年に大映で映画化された本作のみ。監督は増村保造で脚本は新藤兼人。登場人物が感情を堂々と語るという増村節が炸裂。…

愛のうず潮

☆愛のうず潮 4/7 高槻松竹セントラル(女性映画傑作選11) ★★★ →竹中労の盟友だった梶山季之原作のメロドラマ。このドラマはテレビドラマで読者の葉書を参考に毎週脚本を書いていたらしい。「冬のソナタ」みたいなことは昔の日本もやってたのね。監督は…

美しき母

☆美しき母 4/5 高槻松竹セントラル(女性映画傑作選11) ★★ →原節子主演の母物ですな。監督は原節子の親戚だった熊谷久虎。子役の演技がちとクサくて、ストーリーはありきたりだが、原節子の熱演が胸を打つ。多々良純が出てるが1955年から初老のオッサ…

才女気質 

☆才女気質 4/5 高槻松竹セントラル(女性映画傑作選11) ★★★★★ →これだけの京都ブームの中で京都を舞台にした映画として紹介されないのが不思議なんだが、京都を舞台にした隠れた大傑作である。監督は日活の「才気あふれる問題児」だった中平康。 現在…

寝ずの番

★寝ずの番 4/23 MOVIX京都シアター7 ★★★★ →まあよくできていると思うが、もう一つしっくり来ないというか、関西のかなりコアな部分を描いている割には関西の匂いが全くしてこない。はっきり言えば、東京から見た関西が描かれた映画である。津川雅…

メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬

●メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬 4/29 みなみ会館 ★★★ →現在、なぜか吉野家のCMをやってるトミー・リー・ジョーンズの初監督作品。題名が長い。原題をほぼ直訳にしたもんだが、英語の響きと日本語の響きは全然違うので、配給会社はもう少し工夫…

Vフォー・ヴェンデッタ

●Vフォー・ヴェンデッタ 4/23 MOVIX京都シアター3 ★ →ナタリー・ポートマンが坊主になっただけの映画。独裁国家の設定は悪くないし、Vの存在もまあ面白いが、劇中に出てくる独裁者をおちょくりまくるテレビ番組が破滅的にくだらん。ここで萎えた…

寝ずの番

★寝ずの番 4/23 MOVIX京都シアター7 ★★★★ →まあよくできていると思うが、もう一つしっくり来ないというか、関西のかなりコアな部分を描いている割には関西の匂いが全くしてこない。はっきり言えば、東京から見た関西が描かれた映画である。津川雅…

ヒストリー・オブ・バイオレンス

●ヒストリー・オブ・バイオレンス 4/15 MOVIX京都シアター1 ★★★★★ →なんだか東映の実録ヤクザ映画を見ている気分になった。上映時間も1時間37分。その上映時間も如何にもプログラムピクチャー的である。その短い時間、次の展開に息を呑み続けた…

エミリー・ローズ

●エミリー・ローズ 4/15 MOVIX京都シアター1 ★★★★★ →ホラーは苦手なので、当初はスルーの予定だったが、ローラ・リニーと「フルモンティ」で見栄っ張りな上司を演じたトム・ウィルキンソンが出ているので見た。傑作であった。テイストは確かにホラ…

大殺陣 雄呂血 1966年 大映京都

☆大殺陣 雄呂血 4/14 シネ・ヌーヴォ RESPECT田中徳三 ★★★★ →「RESPECT田中徳三」最終上映作品。田中徳三監督と奥さんの舞台挨拶があった。奥さんはこうした上映が行われたことに感激しておられ、泣いておられた。老境に入り、田中監督も大きな病気をされ…

兵隊やくざ 大脱走 1966年 大映京都

☆兵隊やくざ 大脱走 4/14 シネ・ヌーヴォ RESPECT田中徳三 ★★★ →「兵隊やくざ」シリーズ第5作。舞台が全滅した有田と大宮は将校として他の部隊に合流。高級武官として振舞うが、そこに第三作に登場した憲兵の成田三樹夫が現れる。シリーズを通して見てい…

悪名桜 1966年 大映京都

☆悪名桜 4/14 シネ・ヌーヴォ RESPECT田中徳三 ★★★ →シネ・ヌーヴォ独自の企画「RESPECT田中徳三」。色々と忙しくやっと足を運べたのは最終日だけであった。大映の関係者は元気な方が多いのだが、田中徳三監督も86歳である。往時の大映を知る人も少なくな…

プロデューサーズ

●プロデューサーズ 4/13 TOHOシネマズ高槻スクリーン2 ★★★★★ →大ヒットを博したブロードウェイの映画化。本作がすごいのはブロードウェイのキャスト、スタッフをほとんどそのまま使ったこと。ミュージカル特有のド派手さに加えて映画ならではの映像表現…

ブロークバック・マウンテン

●ブロークバック・マウンテン 4/9 京都シネマ3 ★★★★★ →アン・リーも不思議な監督である。代表作と言うとやはり、アメリカ人にワイヤーアクションの面白さを見せ付けた「グリーン・デスティニー」になるんだろうが、それ以前は「いつか晴れた日に」や「ア…

氷壁

☆氷壁 4/7 高槻松竹セントラル(女性映画傑作選11) ★★★ →井上靖の原作を映画化。幾度もドラマ化されているが、映画化されたのは1958年に大映で映画化された本作のみ。監督は増村保造で脚本は新藤兼人。登場人物が感情を堂々と語るという増村節が炸裂。…

愛のうず潮

☆愛のうず潮 4/7 高槻松竹セントラル(女性映画傑作選11) ★★★ →竹中労の盟友だった梶山季之原作のメロドラマ。このドラマはテレビドラマで読者の葉書を参考に毎週脚本を書いていたらしい。「冬のソナタ」みたいなことは昔の日本もやってたのね。監督は…

美しき母

☆美しき母 4/5 高槻松竹セントラル(女性映画傑作選11) ★★ →原節子主演の母物ですな。監督は原節子の親戚だった熊谷久虎。子役の演技がちとクサくて、ストーリーはありきたりだが、原節子の熱演が胸を打つ。多々良純が出てるが1955年から初老のオッサ…

才女気質 

☆才女気質 4/5 高槻松竹セントラル(女性映画傑作選11) ★★★★★ →これだけの京都ブームの中で京都を舞台にした映画として紹介されないのが不思議なんだが、京都を舞台にした隠れた大傑作である。監督は日活の「才気あふれる問題児」だった中平康。 現在…

メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬

●メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬 4/29 みなみ会館 ★★ →現在、なぜか吉野家のCMをやってるトミー・リー・ジョーンズの初監督作品。題名が長い。原題をほぼ直訳にしたもんだが、英語の響きと日本語の響きは全然違うので、配給会社はもう少し工夫…