ピン子はやはり下品な方がおもろい。

 年末、いろんな番組ありましたが一番注目していたのは「ピン子のウィークエンダーリターンズ2005」でした、まあ予想してたようにあんまり面白くありませんでした。日テレが「裏番組をぶっとばせ!」とかで、PTAにあかんべーするような姿勢で番組作ってたのは恐ろしく昔のこと。今のテレビ人にそんな気概のある人がいるか、いやいない(反語)。ということで恐ろしく、踏み込みが悪い番組でした。泉ピン子長井秀和原口あきまさと出演者が創価学会の信者ばかりなのはともかく、コメンテータもバカばかりで気の利いたコメントがひとつも来ない。ほしのあきの入浴シーンはGJであったが。。と思ってたら最後のピン子の秋葉原レポートがなかなか秀逸。何気にメイドの格好が似合っているピン子もよかったが、もう客がまさにオタクという感じでオタクのサンクチュアリという感じがよく出ていた。秋葉原がテレビで紹介されるのははじめてではないですが、妙に好意的で気を使いまくりのものでしたが本番組では川口浩探検隊のようなノリで秘境を行く探険家(だってピン子ですぞ)を描いており、客観的にアキバを映し出していた。やっぱりここに一人で踏み込む気にはならんわ。怖い。メイドもよく見たらあんまり可愛くないし。妙に芝居ががってるなと思ってましたが、この子ら、劇団員のバイトやね。客も高い声でウシャシャシャと笑ってキモイ。ピン子が一番まともに見えた。テレビ3面記事 ウィークエンダーは75年から84年にやっていた番組で78年生まれの私は当然のように見ておりません。結構人気のあった番組の割には懐かしのテレビ番組としても取上げられてませんし、番組について書かれた著作物もほとんどございません。昔、「ごっつええ感じ」でパロディやってたこともありましたが、映像として残ってるのは日本のピーター・ジャクソンこと牧口雄二の「戦後猟奇犯罪史」ぐらいだろう。フリップと再現フィルムを使ってウィークエンダー方式に世間を騒がせた殺人事件(復讐するは我にあり大久保清の事件)を泉ピン子が紹介するという映画でこれがめちゃくちゃ面白かった。どっかでやってくんねえかな、本当に。それから司会をされていた加藤芳郎先生。目を悪くされたとのことですがお元気なんでしょうか。もう御年80歳だし。それから正月に長瀬智也が「初天神」やってましたが、悪くなかったです。

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