☆眠狂四郎 女妖剣 ５／３１ 高槻松竹セントラル（市川雷蔵映画祭）

☆眠狂四郎　女妖剣
５／３１　高槻松竹セントラル（市川雷蔵映画祭）
★★★
→現在でもドラマを中心に活躍中の池広一夫監督のシリーズ4作目。狂四郎の過去が明らかになる作品で狂四郎の異常性が強調されている。狂った姫に殺された腰元の死体が上がるところから映画はスタート。人間というものを憎悪している狂四郎が、誘惑に負けて藤村志保を抱いてしまった外国人宣教師の首を刎ねてしまうシーンも印象的だが、最後のびるぜん志摩とのやり取りがゾクリとするほどのニヒリズム。意味無く春川ますみが色気を振りまいて、若山富三郎先生が中途半端な登場と豪華キャストなんだが何ともいえへん。

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