師匠も走る(これ毎年書いてるな)師走到来

tetorapot2007-12-01


もはや遅筆の言い訳は致しません。二ヶ月空いてしまいました。5年前にブログを始めて以来、こんなに更新ができなかったのは初めてのことでございます。言い訳はしないと書きましたが、どうしてできなかったか、と言いますと。

まずは、10月の更新がどうしてできなかったか、ですが、有り体に言ってしまいましょう。忙しかったからです。忙しいを理由にするなんて最低だよ、仕事と私、どっちが大事なの?とか言われてしまいそうですが、まあいろいろありました。よいことがね。おそらく、私が臨終のみぎり、旅病んで夢は枯野を駆け巡る状況な時にこの月は割りと早いカウントでぴょんぴょんと駆け巡る月でございましょう。昨年の10月は京都映画祭という地味くさい映画祭に入り浸っておったわけですから、(過ぎ去ったら、そこまで言うか)えらい違いでございます。まあ実りの秋だったんでしょうか。。もちろん、幸運にも恵まれているわけですが、ここで実りを迎えたのは何と言っても不断の努力の賜であり、長く辛い下積みの時代があってテロリストの友人の友人であり、その昔、アメリカのスパイだった法相が大好きな蝶々のように遂に羽化したものと考えてもよいでしょう。。え?誰が不断の努力をしたって?君、文脈読めへんのかいな、おれに決まってるだろ、おれに。えらいぞ!おれ!(アホです)

次に11月ですが。これは仕事も大分暇になり、早々に帰宅できるようにはなったのですが。。長らく更新しなかったせいか、文章を書く癖がなくなってしまい、パソコンを起動しても文章を書く気にならん。暇あらば、eoネットのライブ繁昌亭天満天神繁昌亭の昼席をネットで聞いておりました。。そしてふと気がつけば、師走の声を聞く始末。とまあ、こういうわけなんでございます。

 映画ですが、今年も残り一ヶ月を切ってしまいましたが、鑑賞本数は11月末で117本と昨年の184本に比べると激減するのは確実。150本を割り込むことは確実でしょう。今年は鑑賞本数は減るやろうなあ。。とは思ってましたが。。もはや、普通の映画ファンです。激減の理由は色々あって大きくは高槻松竹セントラルが旧作の上映をやめてしまったことや、平日は仕事が忙しく仕事帰りに見れなくなったり、休日もまあ。。昔に比べると映画ばっかり見ている日常でなくなったり、とかですが、飽きたわけではないんですが、落語は楽しいな、としみじみ思えるようになってきて、映画よりも落語に対して重心が移っていることが大きい。実に10年ぶりかな、こんな熱心に聞いてるのは。これまでは市民寄席とかを月1回のペースで通ってて静かなマイブームだったんですが、最近は一ヶ月に3回ぐらいと、なかなかよいペース。10月から11月にかけた落語会を備忘録代わりに書き出すと。。つまり市民寄席以降やね。

10月4日 第一回東西落語撰 金馬三枝二人会 天満天神繁昌亭
桂つく枝「祝のし」、桂三歩「さよなら動物園」、桂三枝「涙をこらえてカラオケを」金馬三枝座談会、三遊亭金時「千両みかん」、三遊亭金馬「薮入り」
10月25日 できちゃったらくご! 天満天神繁昌亭
月亭游方、笑福亭たま、旭堂南湖姉様キングス(林家染雀、桂あやめ)、笑福亭福笑「アハハ家族」
10月29日 かねよ寄席 うなぎ屋かねよ
桂そうば「鉄砲勇助」、笑福亭銀瓶「寝床」、桂米二「始末の極意」
11月2日 笑福亭三喬独演会
笑福亭三喬ちりとてちん」「我家のアルバム」「一文笛」
11月20日 ざこば・福笑二人会
桂ちょうば「軒付け」笑福亭福笑「軒付け」笑福亭たま「ホスピタル」桂ざこば「子は鎹」

他に文楽人形浄瑠璃なんかも。
11月17日 国立文楽劇場11月公演 第2部「源平布引滝」「曽根崎心中

まずは湯布院映画祭も書かんとあかんのですが。。文楽の記事と11月23日に見てきた第14回大阪ヨーロッパ映画祭の記事と落語会の記事なんかから書いていきたいと思います。

ちりとてちん」見てます。これはマイベスト連ドラになりそうな予感貫地谷しほりちゃんの演技もよいですが、これはホンがよく出来てます。落語ファンにもクスリと笑えるシーンが満載ですが、不器用な等身大な女の子の成長記としても見応えあります。結局はおもてなしの心だの座敷わらしだのに逃げざるをえず、終始してキャストの力に頼りっきりだった「どんと晴れ」とは作り方からして違いますな!NHK大阪、また本局に差をつけたな。。来年の大河ドラマもきっとつまらんので、NHKの受信料を払う価値あるのはNHK大阪制作の連ドラだけです。

それから映画ですが。。年末か年始にベストテンやります。見てる本数が少ないので、たいしたベストにはなりませんが。

今んとこ、よかったのは洋画では「ドリームガールズ」「リトル・ミス・サンシャイン」「ブラックブック」「絶対の愛」「クイーン」「善き人のためのソナタ」「シッコ」「プラネット・テラー in グラインドハウス」「パンズ・ラビリンス」「エディット・ピアフ〜愛の賛歌〜」「ヘアスプレー」

ベストは「パンズ・ラビリンス」か「ヘアスプレー」か「リトルミスサンシャイン」だな。ワーストは「ローグアサシン」です。断言しときます。見に行って後悔したクソ映画です。体張らんジェット・リーなど見たくねえ。

邦画は今年よかったんで挙げるとキリないですな。

それでもボクはやってない」「魂萌え!」「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」「松ヶ根乱射事件」「ユメ十夜」「神童」「しゃべれども しゃべれども」「キサラギ」「サイドカーに犬」「檸檬のころ」「河童のクゥと夏休み」「かぞくのひけつ」「人が人を愛することのどうしようもなさ」「クローズZERO」

ベストは。。むう難しい。。「しゃべれども しゃべれども」「サイドカーに犬」「松ヶ根乱射事件」のどれかかな。。

とりあえず、「椿三十郎」は見に行く所存

年末までにはまた更新すると思います。。自信ないけど。。