マイ・ボディガード

マイ・ボディガード 1/11 MOVIX京都シアター4
★★★
→えっとこれが新年になって1本目か。時間が空いたから見たような作品であんまり期待してなかったがさすが職人トニー・スコット。そこそこに楽しむことができた。「マイ・ボディガード」という邦訳が「ボディガード」の二番煎じで何とかならんかと思ったが、原題が「燃える男」なんでどっちもどっちという感じ。「トレーニング デイ」で主演男優賞を取ったデンゼル・ワシントンが主演。この人は正義の味方という役柄が多く、本作でもそうなのだが工作員だったというトラウマに溺れていた男が自己を取り戻していくストーリーとなっており主人公の鬱屈した感じがうまく出ている。彼が守る実業家の娘を演じたのは天才子役のダコタ・ファニング。子役にありがちな過剰な演技が私は嫌いで「見て見て僕の演技 うまいでしょ?」という感じがありあり見えて吐き気がする。しかし彼女はそうした段階は既に越えて役柄をしっかり読み込んで自然体の等身大の女の子を演じていて、舌をまいた。ミッキー・ローククリストファー・ウォーケンも渋い演技を見せてくれる。

マイ・ボディガード プレミアム・エディション [DVD]

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