達磨よ、ソウルへ行こう　 - ほぼ日本映画専門サイト「キネマの星座」

達磨よ、ソウルへ行こう　８／２８　第七藝術劇場　シネマコリア２００５
★★★
→「達磨よ、遊ぼう」のシリーズ第二弾らしいが、前作は見ていない。「オー！ブラザーズ」の悪徳刑事を演じていたイ・ムンシクが出てるので見たが彼のはじけっぷりが素晴らしい。無言の行を貫いている坊さんの役でさすがでロトくじが当たって全身で喜びを表すシーンでは大爆笑してしまった。相当にオーバーアクションが多いのだがそれを自然体にスマートにくどくなくこなしてしまう、この人の器用さは相当なもんだと思う。片割れのイ・ウォンジョンもイ・ムンシク同様に悪役ばっかやってる人で相当に濃い顔をしてて強烈でフラフープを懸命に回すシーンやカラオケで感極まって泣いてしまうシーンは爆笑もん。映画の中で一人マジなチョン・ジニョン。その落ち着き払った態度も立派なボケで要所要所で笑わせてくれた。たっぷり笑わせてくれる、心地いい作品。