ダイ・ハード

ダイ・ハード 8/29 TOHOシネマズ高槻プレミアスクリーン
★★★★★
→何度もテレビで見てた映画だったが機会があればスクリーンで見たいと思ったので単純にスクリーンで見れて嬉しかった。やっぱり面白いもんは何度見ても面白いのだ。レンタルビデオで借りれる旧作でも私がわざわざ映画館に見に行くのはやはり映画はスクリーンで見るのが一番だと思うからだ。大阪芸大の重政隆文先生は常々、「映画は映画館で見るように作られている。だから映画を映画館で見るのは当然である」と主張しておられる。それも最もだが私の考えはもっと単純で「うまいもんはやっぱり最高のシチュエーションで頂きたい」という貧乏性にも似た考えで素晴らしい作品を環境のせいで台無しにしたくないと思うからである。ビデオで見た印象と映画館で見た印象が全然違う映画もたくさんある。「七人の侍」も「生きる」もビデオでもそれなりに感銘を受けたが、映画館で見ると全く印象が違って改めて黒澤明の偉大さを思い知った。まあDVDの普及で画質が綺麗な映像を家で楽しめる時代になったので昔に比べたら家で映画を見る機会は増えた。でもやっぱ映画館で映画を見るということにこれからもこだわっていきたい。そうしたことを久しぶりに思い出させてくれた作品であった。登場人物の一人、一人がピカピカに輝いてて無駄のないストーリーを繰り広げててうっとりする。名作はいつまでも古びないねえ。アラン・リックマンの悪役ぶりも際立っている。フィルムは若干痛んでいたがやはりフィルムで見れる幸せ、これはぜひ皆様にもお薦めしたい。

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