ミラーを拭く男

ミラーを拭く男 7/9 OS劇場C・A・P

→映画の出来はともかく、昔はこういう日本映画が多くてシネマアルゴとか京都朝日シネマでよくこんな映画見たなあと無性に懐かしい気分になった。ただ出来栄えは全くよくない。緒形拳が出てるので見に行ったが演出がよくない。それでも最後まで寝ずに見ていられたのは緒形拳の存在感の賜だろう。はっきり言って何を描きたいのか、さっぱりわからんのだ。パンフを読むと監督の意図も見えてくるのだが観客が全員パンフを読むわけじゃないし、文章で伝えることを映像で伝えるのが映画じゃないのかい?NHKでも後日放映するみたいだがまさにテレビ向きのドラマで金払って見せるものじゃない。まあNHKも受信料取りますけど。大体、緒形拳栗原小巻からどうして辺土名一茶国仲涼子と思いっきり沖縄な子供が生まれるねん。無理ありすぎやろ。チラリと様々なキャストが顔を出すが、インパクトには至っていない。