ドッジボール

ドッジボール
5/3 TOHOシネマズ高槻スクリーン7
★★★★
→TOHOシネマズ独占上映。シネコンの独占上映も増えてきたが、本来ならビデオスルーな作品を物好きな人のために流してるという感じ。主演のベン・スティラーアメリカでは大人気なコメディ俳優なんですが、日本ではさっぱり。一般の映画ファンには「メリーに首ったけ」ぐらいですか。「メリーに首ったけ」で彼のファンになって監督作品の「リアリティバイツ」も見たし、エドワード・ノートン監督の「僕たちのアナ・バナナ」も日本では大コケだった「ミート・ザ・ペアレンツ」も見てるし、フェスティバルゲートまでわざわざ「ズーランダー」まで見に行ってる俺なので、彼が出てるだけで喜び勇んで見に行ったよ。どこかヌボッとしてて等身大な感じで大変に好感が持てる。一番好きなのはアホアホ映画だった「ズーランダー」だな。本作では悪役を嬉々としていつものクリクリ動く表情でコミカルに演じておった。映画は「少林サッカー」ばりに簡単なスポ根ものなんだが、肉体改造が全てと思ってる奴らをクソカスに描いててるところが白眉。アメリカのドッジってあんなルールなのね。私が小学生の時にやったのとは大分に違うわ。それからベンの奥さんで紅一点だったクリスティーン・ティラーがとってもキュートだ。コーチも面白かった。わけのわからない練習をさせられた男が抗議する返事に「俺が自分の小便を呑む義務は無い。でも俺は呑む。それはうまいからだ」とわけのわからないことを言う。ドッジの基本は「ドッジ ダック ディップ ダイブ それからもう一度ドッジだ!」だとかなんとか。言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい自信だ。