五線譜のラブレター DE-LOVELY 

五線譜のラブレター DE-LOVELY
5/1 大津京町滋賀会館シネマホール
★★★★
→年末に京都シネマで上映してたんだが、時間が合わずに見逃したのを残念に思っていたところ、思わぬことに滋賀会館で上映決定。いやー本当にここはもしかの時にすっごい役に立つわ。リバウンド(体重が戻ることではない。バスケ用語と思ってくれ)してくれるわ。桜木花道みたいな映画館だわ。わけわかんないですね。映画は実在の音楽家コール・ポーターの生涯を奥さんのリンダを含めて描いた伝記物。死期が近づいたポーターが自らの生涯を謎の演出家ゲイプと共にミュージカル仕立てに追想していくという手法が面白い。音楽家としての才能は抜群であったが、享楽的な同性愛者であったコールと彼を優しく見守るリンダが中心に描かれていく。リンダを演じたアシュレイ・ジャッドが大変に美しく、魅力的である。コールはケビン・クライン。クライマックスで「キス・ミー・ケイト」が流れる中でそっと目頭を押さえるシーンが素晴らしい。こんないいシーンを予告に使っちゃいかんと思うんだが。映画全編にわたって、彼の作曲した音楽が流れている。それにあわせたミュージカルシーンも実に楽しい