外国映画2006年ワースト

 さてワーストである。年々、見る本数が減ってきているのは自分が嫌いそうな作品を見なくなってきたからであり、本年もそんなに大外れはなかった。が、それでも見てて苦痛になる作品は何本かあったので、あげておく。

1位:PROMISE
2位:ザ・センチネル 陰謀の星条旗
3位:Vフォー・ヴェンデッタ
4位:ウィンター・ソング
5位:シリアナ
6位:16ブロック
7位:パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
8位:スーパーマン リターンズ
9位:クラッシュ
10位:ファーラント(第五回京都映画祭)

 1位はバカ映画とわかって見るならなかなか素敵な経験だと思うが、映画をもっとまじめなものだと思ってる人にはこんな失礼な作品はないし、駆け出しのバカならともかく、チェン・カイコーがこんなん撮るのははっきり言って犯罪なので、本年のワーストにしておく。もっとまじめにやれ。2位から4位の作品は好き嫌いの問題というより、ただただお粗末な作品で話にならない。

 5位から10位はベストに挙げられている作品も数本あるが、個人的には好きになれない作品、その多くは期待値が高すぎたために生じた不快感であると思ってくれてもよい。特に「16ブロック」にはがっかりだ。もっと面白いと思ってたのに。「クラッシュ」はやはりアカデミーは「ブロークバックマウンテン」だと思ってるので批判票もこめて。嫌いな作品じゃないけどね。