冷静に読むとただの愚痴なんだが

官房長官になれなかった人


京都シネマって前に人が座るとほとんど見えなくなる。一度ひどい目にあったから最近は一番前で見ている」職場の映画ファンとそんなことを話したのはつい先日のこと。年に20回近く利用している私であったがあまり、そういう経験はなかったので他人事のように聞いていた。何回か書いたが最近の京都シネマ休日の混みようがすごい。(平日は知らん)今日は公開初日の「太陽」を見に行ったがほぼ満員。まあ話題作だし、初日だし、それぐらいのことはあるだろうと思っていた。が、「13歳の夏に僕は生まれた」という地味なイタリア映画でも立ち見が出るほどの満員になっているのには驚いた。

 京都のミニシアター人口ってそんなにいたのか、と思うほどの盛況ぶりである。その客が少しでもみなみ会館や滋賀会館シネマホールに流れたらええのに、と思うが、最近はなんかすごい。MOVIX京都と同時上映の作品でも京都シネマが大入り満員でMOVIX京都がガラガラ。。こんなことが本当にあるんですよ。京都シネマには悪いが、同時公開なら私はMOVIX京都だな。座席指定制って初めは厭だったけど慣れてからはこちらの方が便利になった。

 まあそれはさておき。「太陽」だ。かなり早い段階で整理券を押さえて、後方に席を陣取り、上映を待っていたのだが、前に座ったのが兄ちゃんである。あちゃ、と思った。映画ファンの大半は女性なので、前の人は気にならないのだが男はいかん。背が高い。危惧通りに映画が始まって横半分の下方が全く見えない。字幕が影になっている。。落語の「相撲場風景」よろしく、「見えまへんねん、頭さげとくんなはれ。。。それで下げてまんのか。大きな頭でんな。懐入れるか受付に預けとくんなはれ」と言うてみようかと思ったが、自分が言われたらすごくむかつくので我慢した。が、何回か「頭でかいんじゃ、ボケ」とか言いそうになったり、手で押しのけようと手が伸びたことが幾度かあった。非常に疲れた。。

 やはりこの映画館、段差がやや低い。自分が今まで他人事と思えたのは偶然だったことを知った。椅子をずらしたり、工夫はしているがやっぱしんどい。前の京都朝日シネマは、その点の配慮はなかったなー。もう前に少しでも大きな人座るとアウトだったもん。前に小さな女の子が座ると心密かに喜んでおった。しばらくして、一番前に座ればいいことに気づいたのだが。あ、そうだったのか!俺は既に解決方法を知っていたのだ。

京都シネマで気持ちよく映画を見る方法>
1、休日は避けましょう。
2、小さい女の子の後ろに座りましょう。友人にいるのなら前に座ってもらいましょう。(小さな友人をたくさん作りましょう白木みのるさんや小人プロレスの人なんていいですね)
3、前に人が座ろうとした時に思いっきり舌打ちをしてみるとか、ちょっと前の席を蹴り上げてみるとかでちょいワルを演出してみましょう。空いている映画館では意外に効果的です。
4、そういうことを考えるのが面倒くさい時には、一番前に座りましょう。確実に前に誰もいません。(ここ重要
5、ものを食うときはこっそり食べましょう。豚まんは駄目です。
6、上映中にトイレには。。。行くな!(めっちゃ邪魔です)

あ、そういや久々に前田珈琲行ったらケーキセットが100円値上げしてた。少しショックだ