どうでもいいことをたらたらと
繁忙期が終わって仕事も随分楽になってきたので、先週から落語会に行ったり、映画を見たりと遊んでおります。以下は簡単な備忘録代わりの日記
7月4日(火)上方落語勉強会 京都府立文化芸術会館 三階和室
学生の頃によく行ったが、社会人になってから行くのは初めて。ほぼ6年ぶりか。。まだ続いてるってのはすごいと素直に思う。当時からパンフには雑記が書いてあったが、私が行っていた頃は桂歌之助が書いていた。その歌やんも亡くなって、今は京都在住の桂米二さんが世話をしておられる。落語会の雰囲気は昔と変わらず、年寄りを中心にがやがやとした雰囲気でみんな、よく笑う。この日は新作の日ということで米二さん、桂団朝、桂小春団治、桂文華という顔ぶれ。小春団治目当てだったのだが、大入り満員でびっくりした。
7月5日(水)「御巣鷹山」上映会 京都府立府民ホール
これはもういいでしょう(笑)
7月8日(土)「バッシング」に「M:i:III」
朝からシネ・ヌーヴォで「バッシング」。「歩く、人」の小林政広の力作だが、事件の描き方がえらく粗雑でしっくり来ず。とりあえず占部房子はすっぴんでよく頑張った。堂島のジュンク堂で前から欲しかった、柴田哲孝の「下山事件 最後の証言」を買う。読み進めているが、下山事件の決定版と言える本で50年以上前の事件と言うことからも、これが最後の本になるのではないか、と思う。
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その後、TOHOシネマズ高槻で「M:i:III」。この映画館、二年で3億という赤字を立ててグループの中でも完全にお荷物的らしい。駅直結で大きな映画館なのにどうして流行らないか、と思うが高槻には他に独立系のシネコンもあるし、茨木にもワーナーマイカルがあって、後発組がババ引いたかたちになっている。そのせいか、「四月の雪 ディレクターズ・カット完全版」を9月から上映するらしい。ディレクターズ・カット商売、もはや定石になっていますが、もう公開かよ。売店にもヨン様グッズがずらり。いつも思うことですが、ヨン様ファンって絶対にバカだと思われてるな。まあ実際のところは知らんが。。。TOHOシネマズ高槻が何で客入らないかか。年間30本ぐらいの作品をここで見ている私が思うに、まずはバイトの接客応対を何とかしたほうがええだろう。TOHOシネマズ二条、MOVIX京都と比べると雲泥の差である。それがそのまま、収益に出ておるのだ。言っておくが、客は結構そういうとこ見てるんだよ。
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えっと映画の感想ですが、アクションでは必ず寝てしまう私が最後までお目目ぱっちりで見ておりましたので面白い作品でございました。最初にトムがぼっこぼっこにやられているシーンを入れているのがうまい。今回のトム・クルーズですが正義の人でも何でもなく、逮捕状も出ていないフィリップ・シーモア・ホフマンを拉致して飛行機から突き落とそうとしたり、大変な事態になってるのでイチぬけた、しようとしたりとかなり厭な奴になっています。スタイリッシュも様式美もなく、アクションをがっつんがっつんぶつけて、ドキドキするような映画になってます。ホフマンの冷静でふてぶてしい悪役ぶりがかっこええ。本人も楽しそう!
7月9日(日)プロレスリング・ノア KBSホール
昨年に引き続き、ノアのプロレスを見に行った。会場は大入り満員で熱気むんむん。レスラーも気合満々で熱のこもった試合ばかりでプロレス二回目の私もふと気づけば、大声で応援しておりました。メキシコのレスラーの華麗な飛び技に酔いそうになった。これはやっぱ生で見なきゃな!「兄貴」こと志賀健太郎が面白く、ファンになった。応援していこう。それから力道山の息子、百田光雄が出ていた。まだ現役やったんか。。
7月12日(水)第282回京都市民寄席 京都芸術センター
去年からずっと行き続けている市民寄席だが、この日は大入り満員。順調に人気を伸ばし続けている笑福亭福笑がお客を集めていた。笑福亭福笑。あんまりテレビに出ないので知名度は低いかもしれないが、知る人ぞ知る上方落語界のリーサルウェポンである。古典、新作とこなし、最も爆笑が取れる落語家である。彼の醍醐味はもう舞台で味わってもらうしかない。会場も爆笑の渦に巻き込み、私は幾度も笑い死にしそうになった。お金払って、足を運ぶ価値のある落語家である。本会でも「宿屋ばばあ」という新作で場内をどっかんどっかん爆発させていた。
まあこんなもんか。。7月はイベントが多い。今週末からみなみ会館で市川雷蔵映画祭も始まるしね。それから京都シネマで西川美和の「ゆれる」も始まるし。。ああ、土曜日の「ゆれる」の監督舞台挨拶見たい!この3連休に仕事とはついてない。。(引越しだけどな。。)作る映画も好きだが、西川美和の顔はめっちゃ好みだ!