巷で大絶賛の「ALWAYS 三丁目の夕日」を見てきたゾ

あ、これだけ書いておこう。巷で大評判の「ALWAYS 三丁目の夕日」を見てきました。客層は見事に中高年ばっかでしたな。映画の感想は言いますと普通に面白かったです。ラストはやっぱ泣きましたしね。というか、あれは泣きます。ほとんど反則です。プロレスで言うと目の中に指入れるみたいなもんです。私はCGに全く詳しくありませんので、どこまでがセットでどこまでがCGなんかわかりませんが、まあ効果的に使われてたんじゃないですか。(なげやり)しかし、あの市電が走る大通りですがあれは完全に30年代のアメリカの町並みですな。昭和30年代の日本の道路行政ってのは酷道険道、死道と言われたほどひどい道路ばかりであんなに広々とした道路はなかったはずです。まあ、それはさておき。。この作品が面白かったのはやはりCGよりも脚本の力と俳優の力量が大きいと思います。脚本は山崎貴古沢良太ですが、基本的なストーリーラインは山崎貴が書いて古沢はお笑いの部分を担当したそうですがこのお笑いの部分のドタバタぶりがいいアクセントになっていました。怒り狂った鈴木オートがドアごと蹴飛ばしてしまうシーンから間違いがわかって息子と一緒に謝るシーン、私はこのへんが一番楽しかったです。ただドタバタが面白かったのはこのシーンぐらいです。せっかく、もたいまさこ出してるんならもっと使えよ!もし本腰入れてドタバタやるんだったら渡邊孝好(「居酒屋ゆうれい」)が適任だと思いますが彼ならば、全部セットでやっちゃったでしょう堀北真希がよかったです。あれほど東北から上京してきた女の子が似合う人はいないでしょう。演技がうまいとかでなくて雰囲気が恐ろしく出ておりました。ただ、願わくば上野樹里みたいに似合うからと言って同じ役柄ばっかやる女優さんにはなって欲しくないですな。それから須賀健太君ばかりが注目されてますが鈴木オートの息子一平をやった小清水一揮君のコミカルな演技も光っておりました。ただひとつ駒が足りないなと思ったのは鉢巻したオッサン。八百屋の店先で得意としゃべってるような、町内で騒ぎが起こると一番にとんでくるようなオッサンがおりませんでしたな。森川信とか佐山俊二とか由利徹みたいな役者が出てたらいいんだけど、今はそんな役者おらんよな。。お笑いの人も映画によく出てるんですが俳優として出演してるんであって芸人としての映画出演じゃないもんな。。

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