柳生武芸帳 双竜秘剣 1958年 東宝

柳生武芸帳 双竜秘剣 11/16 高槻松竹セントラル(不滅の時代劇傑作選4)
★★★
→「柳生武芸帳」の続編。前作とほとんどスタッフ、キャストの変更はなしだが、本作では鶴田浩二が中心にストーリーが進みます。クールで人生をはかなく考える鶴田と隠密軍団の頭領である乙羽信子の許されぬ恋がストーリーライン。鶴田の相棒で妖術師の天道法眼を演じる上田吉二郎が人間臭い好漢を楽しそうに演じている。主役を食うほどの存在感で儲け役。先代松本幸四郎のキリリとした感じも戸田城太郎の憎々しげな十兵衛も物語を彩っており、前作よりは楽しめる。