市川雷蔵祭

4月の頭からみなみ会館市川雷蔵祭が始まった。

http://www.rcsmovie.co.jp/minami/2005/rai05/0410.htm

みなみ会館では毎年、7月ぐらいで市川雷蔵の映画をやってて見に行ってるので今年も一本ぐらいはと「ある殺し屋の鍵」を見てきた。この人は時代劇の印象が強いのですが現代劇でもなかなかの凛々しさ。表の顔は日本舞踊の先生で裏の顔は殺し屋という役柄でクールながらも執拗に相手を追い詰めていくネチネチさも兼ね備えた男だ。共演の佐藤友美もにっこり微笑んだ顔がとってもかわいい。もっと市川雷蔵の映画みたいなあと思っていたら5月28日から高槻松竹セントラルでも市川雷蔵祭がやるみたい。こちらは二本立てですので、他の映画館に比べるとこちらが断然オトク。まだスケジュールは出てませんが、劇場にチラシはおいてあった。好色一代男、ぼんち、陸軍中野学校、炎上、破壊、大菩薩峠、蛇姫様とかやるみたい。クールな使い手の雷蔵もかっこいいが私は明朗時代劇の雷蔵も好き。「濡れ髪牡丹」や「江戸へ百七十里」が大好きだ。京マチ子や瑳峨三智子との掛け合いが何とも楽しい。

 こうした日本映画のリバイバル上映をもっと増やして欲しい。京都文化博物館が毎週やっててみなみ会館が時々やってくれる、それから高槻松竹セントラルで特集上映を年に6回ほどやってくれる。東京はすごいね。新文芸座三百人劇場ラピュタ阿佐ヶ谷と常時、そんなことやってる劇場があるんだし。MOVIX京都も12スクリーンもあるんなら、1スクリーンぐらいで野村芳太郎追悼上映かなんかやって欲しい。年寄りがたくさん来るだろうし、割と儲かると思うんだが。。

シネマルート170、高槻松竹セントラルのサイト
http://www.cinema-r170.com/index.html

シネマルート170スタッフのブログ
http://blog.livedoor.jp/cinemar170/

市川雷蔵祭のサイト
http://kadokawa-pictures.com/rai-sama/

ある殺し屋の鍵 [DVD]

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