巴里の恋愛協奏曲

巴里の恋愛協奏曲　２／１２　京都シネマ２
★★★
→傑作オペレッタを映画化したフランスの作品。ちなみに「パリのれんあいコンチェルト」と読みます。洒落た題名ですね。ミニシアター向きの映画ですな。小洒落た町の真ん中にある小さな映画館で見るのがぴったり来るような映画。これを私がこの手の映画が最も合うと思う京都シネマで見れたのはそれだけでも喜ばしい。監督はアラン・レネ。御年８２歳のベテラン監督でミュージカルの楽しさいっぱいに舞台劇みたいな雰囲気で撮っている。個性的なキャラクターを生き生きと動かし、軽やかに進めていく演出は見事。終盤に出てくるアパートの管理人のおばさんがいいアクセントになっている。理屈抜きに楽しめるフランス映画のお手本みたいな作品。見て損はないです。

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