SURVIVE STYLE5+

SURVIVE STYLE5+10/10 ナビオTOHOシネプレックス シアター6
★★★★
→如何に日本映画らしくなく見せるかに腐心した日本映画。「CUT」あたりが好きそう。スタッフはCM畑出身の人でむじんくん、BOSSのコラボCM(布袋が目を光らせてた)やDAKARAのCMを作った関口現と多田琢。CM畑からは腐るほど監督が来てて駄作を作り散らしてるので不安だったがこの人達は映画がなんたるかを理解して今の日本映画に足りねえテンポでかっ飛ばしてくれている。。。。前半は。後半はややもたついた。キャストが日本映画を代表するような役者を集めたような感じで顔見世のような賑やかさである。津田寛治(相変わらず男前だ)、森下能幸(相変わらず変な顔だ)、荒川良々(相変わらず可愛い顔だ)の起用がとても嬉しい。他にキャストをざっと挙げると浅野忠信橋本麗香(こいつは女の布袋か?)小泉今日子(不発)、阿部寛(実は阿部ちゃんは変な役が大好きで佐々木浩久の「血を吸う宇宙」には自前の衣装で出演するほどの熱の入り用)、岸部一徳(よくこんな役やったよ)、麻生祐未(人妻になっても美しさはかわらぬ)、唯野未歩子(こんな先生いたなあ)、加瀬亮三輪明日美貫地谷しほりに少年ながらあややに顔が似てる神木隆之介君ととっても豪華だ。ただ千葉ちゃんは本当にこの手のコメディに向かないことがわかった。それから。。「スナッチ」の大ファンである私にはヴィニー・ジョーンズは神である。「パルプフィクション」のサミュエル・L・ジャクソンを意識したような役柄はとってもよかった。いい映画だったな、うんうん。