偽れる盛装

kari

☆偽れる盛装 10/1 高槻松竹セントラル
★★★
→京都を舞台にした芸者の一家のお話。京マチ子がくらくらと来るぐらい、色っぽい。劇中、「京都は戦災を逃れたおかげで町並みは残ったけど古い因習は残らない」という台詞には思わずうなづいてしまった。男としては、目をぎらつかせながら包丁を振り上げる菅井一郎よりも、立ち飲み屋の主人になってさばさばしてた殿山泰司よりも、板前で粋を体現したような感じの進藤英太郎が男の目指すところに見えた。よし!おれも芸者遊びできるような身分になるぞ。(無理やって)