Off Screen 2005年 オランダ・ベルギー

▲Off Screen 11/19 海遊館ホール 第12回大阪ヨーロッパ映画
★★
→オランダが誇る名優、イェルーン・クラッペ(この映画祭の名誉委員長でもある)とベルギーの名優ヤン・デクレール(前回の名誉委員長)が共演したことで話題にもなったオランダの映画。オランダで起こった立てこもり事件を元にしたサスペンス映画。どこまでが夢なのか現実なのか、実に不思議な作品でどっぷり入り込みたい作品ではあるんだが、肝心なところがポロリと抜け落ちていてもう一つ入り込めなかった。最先端のテレビが実は恐ろしい機械である、というのがストーリーの肝なんだがどう恐ろしいのかが全く描かれておらんのだ。全く惜しい。イェルーン・クラッペ演じる大企業の重役と定年間際の一本気なバス運転手であるヤン・デクレールががっつり演技を見せてくれる。こういう作品は好きなんだが。。残念だ。まあこれは一般公開されると思うけど。