空中庭園、予定通りに公開

豊田利晃監督がシャブでパクられたことで公開が心配されていた「空中庭園」ですが、予定通りに10月下旬から東京で公開されるそうです。まあ10月にもなれば、今の事件なんか忘れてるやろうし。個人的には別に人を殺したわけじゃないし、誰が迷惑したわけでもないし、そんなにプンスカ怒らんでもと思う。官憲の締め付けはそんなに厳しいのか。


 ただ「公開の規模は縮小となりますが」と言う文句がついているようにテアトルグループが降りるみたいなんでテアトル梅田では(多分)やらない。テアトルがダメならどこでやるのか。関西はミニシアターが少ないので予定は詰まりまくってるし、おそらく来年以降になるやろうね。

 昔と違って一つの会社が出資するのではなくて多くの会社が出資する製作委員会方式はリスクの分散にはいいが、こういうトラブルには弱い。いろんな意見が飛び出して、こういうときの議論ってほとんど意味が無くて、結局は安易に流れる傾向がある。みんな、ババは引きたくないしね。

 それから圧倒的に劇場側が強いという現状。テアトルのすばやすぎる対応は(なんと逮捕された日に公開延期を決定している!)多分、マニュアルかなんかあるんだろう。キャストやスタッフが不祥事起こしたら即×ってな感じの。極端だと思うがそれだけ、系列を持っているテアトルは強いのだ。資金回収のほとんどはDVDの販売によるものなんだが、劇場公開版とビデオスルーでは宣伝にかけられるお金が全然違うらしい。言わば、劇場公開版というお墨付きのための劇場公開。そりゃ、高飛車な態度にも出れるわ。殺し文句は「いや他にいくらでも公開したい映画ありますから」だわな。そんなん見に劇場まで足を運ぶのはアホらしいがDVDで映画は見たくないしね。日本映画は儲かって仕方ないらしいが、一部が儲けてるだけやな。

付帯条件の

〓 豊田監督に対しては、本映画にて予定されていた監督参加の各種キャンペーンはもとより、今後予定されているであろう様々な活動の中止を勧告する

ってとこなんだが、具体的に何かわからんが、そこまでの権限が君らにあるのかという気はする。



まあ公開が決まってよかった。。





あとは板尾創路がまたなんか悪いことやらんかったらええけど。もう懲りてるやろうから無いとは思うけど。

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