週末映画雑砲〜1月21日、22日、23日〜

☆金曜日。仕事が終わってから御所の近くの眼科にまで目の診察に行く。今日でコンタクト装着一週間目。慣れたようでまだまだしんどい。眼鏡もやはり欲しいので処方箋をお願いしたい旨を伝える。検診してから処方箋を書いてもらい、より目にあったコンタクトを処方してもらう。コンタクトの利点はこのフットワークのよさだな。晩御飯を食べてから弟と京極弥生座にて「ジャッカス・ザ・ムービー」を見に行く。映画館はどこでこの映画を知ったのか、ナウなヤングでいっぱいであった。感度もよく、大笑いの連続で場内は非常によい感じでスクリーンで映画を見る醍醐味をしっかり味わう。ちなみに「ジャッカス」で俺が一番好きなのはパムが親父にイタズラするシリーズです。

☆土曜日。映画を見ているとコンタクトが乾いて仕方ないので今日は眼鏡で向かう。京都シネマにて「フォッグ・オブ・ウォーマクナマラ元米国防長官の告白」。昨年にシネ・リーブル梅田でやっており、見たかった映画。「13ディズ」を見て面白かった人や現代史に興味のある人には必見。観客も中年層から若年層まで幅広い男性のお客様がほとんどであった。冷戦の時代は本当に緊迫した綱渡りの連続で戦争が起こらなかったのが奇跡みたいなものだったのだな、と思う。京都シネマは今日から「Turn over 天使は自転車に乗って」がスタートで初日から満員であった。

☆駆け足で烏丸から三条に向かい、MOVIX京都で井筒和幸監督の「パッチギ!」を見る。一言で言うと大変に面白い映画だし、前作の「ゲロッパ!」の使い古されただるい演出とは大違いで初期の「ガキ帝国」のようなテンポで語られる映画は爽快感たっぷりで楽しくなる。が、井筒和幸の思想が顕著に盛り込まれた作品にもなっており、テレビでの井筒の発言が嫌いな方はあまり見ない方がいいと思う。映画ファンや京都の人は見ておいて欲しい作品なんやけどね。

☆映画を見てからは前田珈琲で時間を「アグネス仮面」を読んで昨日の処方箋で眼鏡を注文してから帰る。眼鏡ができるまで一週間。

☆日曜日。朝一番にテアトル梅田にて「ゴーストシャウト」。東京テアトルガリンベイロレーベルの四本目にあたる作品で細木数子によって急遽、名前を変えさせられたとかで話題になった映画だ。ううむ。これはなかなかよくできてるじゃないか。お化けを退治する「ゴースト・バスターズ」に対して、お化けを説得して成仏させるという「ゴースト・ネゴシエーター」という設定も面白かったし、伏線もきっちり張っててオチまで気を抜かせない脚本が素晴らしい。演出は平凡であるが危なげなくきっちりまとめている。これはいいものを見た。

☆友人と食事。4時から「銀のエンゼル」を見るつもりだったが友人との会話が恐ろしく盛り上がってしまい、ふと気づけば4時半。まあいいか、春には京都にも来るし。今日は非常に楽しい時間を過ごした。やはり気のあった友人との会話は最高の娯楽なり。大丸地下の喜八州で三笠焼きをお土産に買うと帰路につく。