新撰組!最終回

☆「新撰組!」の最終回を見る。これも見たり見なかったりだったが、半分ぐらいは見てると思う。今までどちらかというと「血の軍団」か「悪役」で語られていた新撰組を時代の変わり目において一旗挙げようとした一若者達として描く方法は悪くなかったが、やや冗漫に過ぎた。ちなみに新撰組近藤勇をそのように描いたのは三谷が初めてではなくて、水木しげるが「劇画近藤勇―星をつかみそこねる男 (ちくま文庫)」で近藤勇を時代遅れの豪傑として生き生きと描いている。酷似しているエピソードも多いので多分、これを参考にしたのだろう。不満だったのは殺陣がひどかったところ。これは演出の問題でセットも安っぽくて見てられなかった。エビジョンイルになってから大河は本当に安っぽくなった。セットや美術をケチって俳優に使ってるのか、使い込みしてるのかしらんが本当にエビジョンイルはやめろよ!来年の「アイドル平家物語」はもうどうでもいいし、その次が「山内一豊の妻」ってそんなの一年も続くのか。やめろ、というより腹切れ>エビ