やましろ映画館事情2006

今日は毎年やっております、やましろ映画館事情です。もうすぐ、2006年も半分終わりですが。。まあいいじゃないですか。あくまでもシャレなので本気にして映画館にチクったりしないように。映画ファンは数多いので面は割れておらんでしょうが、どこで見てる人がわからへん。もしかしたら映画館のスタッフの方々も見られるかもしれませんが、あくまでも一観客の戯言なのでマジに気に留めないように。アハハと笑い飛ばしていただければ、私もあなたも幸せ。では行きましょうか。

東宝公楽
河原町に唯一残った東宝の映画館。多分、土地が東宝のものではないのだろう。ファミリー向けの映画、日本映画の上映が多い。昨年の鑑賞はなし。今後もないだろう。



MOVIX京都
→説明不要の京都最大のシネコン。町のど真ん中にできたシネコンってここがはじめてなんだよな。昨年の4月より南館がオープンし、12のスクリーンを持つシネコンとなった。休日にはチケット売り場に列ができることもあるが、南館にもチケット売り場があり、こちらは比較的空いていることを覚えておこう。ラインナップは洋画中心に拡大公開系の映画が多いが昨年より京都シネマでヒットしている映画を(横取りして)上映することが多く、単館系の上映も多くなった。昨年は劇団☆新感線の舞台をおさめた「髑髏城の七人」シリーズや<シネマ歌舞伎第一弾>野田版・鼠小僧の上映も行っている。昨年は27本鑑賞。



新京極シネラリーベ
→旧京極弥生座。今年の2月より改修を行い、館名を変更したが、いまだに弥生座と呼んでいる人の方が多い。(公式サイトのアドもyayoizaだしな。。)名前が変わってもラインナップは東宝のお下がりに韓国映画、単館系日本映画と相変わらずジグザク。看板が無くなったことでますます映画館には見えなくなってしまった。実は改修してからは一度も行ってない。昨年は7本鑑賞。結構見てますね。「ジャッカス・ザ・ムービー」「極道の妻<おんな>たち 情炎」「チームアメリカ★ワールドポリス」「サマリア」「ロード・オブ・ウォー」などなど見事にバラバラだが、やっぱりこの手のごたまぜラインナップはありがたい。年末に「お熱いのがお好き」をやってくれたのも嬉しかったなあ。



京都シネマ
→開館から1年半が経過し、すっかり京都になじんで連日賑わっているミニシアター。阪急烏丸駅から雨にぬれずに行ける立地条件も素敵だが、こじんまりとした清潔な雰囲気が人気の秘訣であろう。洋画5 韓国映画3 日本映画2ぐらいの割合のラインナップで単館系公開の映画を中心に上映している。スクリーンは3つだが、どれも小さい。上映作品の中にはちょっとアカがかってるものがかなり多いが、まあ気にするな。立命館(民青)と仲が良すぎるのもまあ気にするな。昨年は17本鑑賞。私はここのプレミアム会員でボードには名前もちゃんと載ったある。(少し自慢)



みなみ会館
→いつまでもあると思うな、親とみなみ会館。もう京都在住の映画ファンにとっちゃ映画ライフの一部になっており、そのありがたみを忘れがちですがこの映画館ほどいろんなことやってくれる映画館は少ないです。韓国映画ばかりに傾倒することなく、日本映画を含めて様々な映画の上映、そしてリバイバル上映までやってくれる。毎年7月の市川雷蔵映画祭のラインナップには心が躍る。昨年は25本鑑賞



祇園会館
→座席指定制、入替制がない映画館ももうこことホクテン座ぐらいだな。名画座としてもうDVD化している作品を二本立てで上映している。昔はビデオになるまでの期間が割りと長かったので重宝したが、今はすぐにDVD化してしまうのでかつてに比べるとありがたみは薄くなった。まあ私は今も昔もDVDで映画はあんまり見ませんが。たまに行くと結構賑わっているが、会館自体がかなり古くなっているのでいつまであるか。一説によると秋の祇園をどりの会場なので無くならないとか。昨年は鑑賞なし。




TOHOシネマズ二条
→昔の京都の繁華街は新京極・河原町ではなくて千本・大宮だったらしい。その千本に久しぶりにできた映画館は10スクリーンのシネコンであった。昨年の6月に二条駅前に誕生した。二条はうちからも遠く、しかも近所の高槻に同じTOHOシネマズ系列の映画館があるので、あまり行く機会が無い、と思ったがここでしかやらない映画も多く、割と足を運んでいる。駅前という立地と駐車場があるからか、休日は満員でカウンターで並ぶことも多い。従業員もTOHOシネマズ高槻と違い、サービスもきっちりとしているし、映画館もこじんまりと居心地のいい空間になっている。プレミアスクリーンは荷物置き場もあってゆったりと映画が見れる。映画館は複合ビルの最上階にあり、階下には本屋や飲食店、ゲーセンも入っている。本屋や飲食店はいいのだがゲーセンは鬱陶しい。前を通るだけでひどい煙草のにおいがする。河原町にある東宝の映画館もそうだったか、やたらに予告編の前にやたらCMが多い。嵐山温泉、エルハウジングなどのいなたさ爆発のCMはもう飽きるほど見た。昨年は5本鑑賞。




イオンシネマ久御山
→車で行ける映画館なれど、某理由でほとんど行ってない。昨年は鑑賞なし。



京都文化博物館
→三条烏丸にある京都府の施設。映画館ではないが毎週の木曜日から日曜日まで映像ホールで古い日本映画の上映を行っている。映画愛に溢れるスタッフが書いたと思われる懇切丁寧なプログラムが魅力的。戦前のサイレントから角川映画までありとあらゆる映画を上映してくれる。7月の祇園祭の時期に上映される「祇園祭」はここでしか上映されません。興味のある人は要チェックだ。昨年は2本鑑賞。「野良犬」と「真昼の暗黒」を見た。



そもそもこの企画、やってる俺は面白いが見ている人は面白いかどうか全くわからねえ。面白いと思った人はクリック