おめでとう！フィリップ・シーモア・ホフマン

本日は第78回アカデミー賞。どこぞのアカデミー賞と違って会社が交代で賞を取るのとは違いますので（東映→東宝→東映→東宝→たまに松竹）こちらの方は「ええ、こんな辛気臭い映画が」と思う映画がたまに賞を取りますので信用できます。

　まあそれはさておき。。町山智浩さんの予想が作品賞を除いてほぼパーフェクトだったのにはびっくりだ。今年は割とばらけましたね。ゴールデン・グローブ賞と重なることが多いので、今年は「ブロークバック・マウンテン」の一人勝ちだと思いましたが、作品賞が「クラッシュ」ですよ、「クラッシュ」。日本では単館なのか拡大なのかよくわからん微妙な扱いで関西では東宝系のシネコンでひっそりとしかやっておらん。アカデミー賞取ったから、公開規模が大きくなるとか公開期間が長くなるとか、なればいいんだけどなあ。（京都ではTOHOシネマズ二条で夕方しかやらん）まあならんでしょう。それほど文化的な国じゃない。リース・ウィザースプーンの「ウォーク・ザ・ライン」も微妙な公開規模だしな。

　個人的に監督賞はスピルバーグで挙げたかったです。「ミュンヘン」の出来栄えが大変に素晴らしく最後まで息つく暇なく、熱中できる映画でした。会社、あんまり調子よくないのにあえて、こんな問題作を撮るなんてすげえ。ああ、この人は本当にカツドウ屋なんだな、と思える作品でございました。

　それはそうと。。フィリップ・シーモア・ホフマンが主演男優賞でございますよ。「ブギーナイツ」での女々しく泣きじゃくるホモ、「マグノリア」での心優しき看護人、「レッド・ドラゴン」での無残に殺されるゴシップ記者、「パッチ・アダムス」での冷静なルームメイト、「パンチドランク・ラブ」の悪徳ユタ州家具屋。。何をやらしても印象に残る俳優ですな。いや、本当によかった！「カポーティ」、早く見たいぜ！日本では秋の公開らしいが、もっと早く持って来い！後ろに回していい映画は日本映画になんぼでもあるぞ！宮崎あおいが出てる奴以外は棄ててもかまわん！

　あ、それから祈りが通じたんかわかりませんが、「シムソンズ」が4月か、5月にみなみ会館でやるそうです。それから3月に見たい映画で「スクールデイズ」追加です。忘れてました。世の中、カーリング人気でテレビでも素人がカーリングやっとりますが、みっともねえほどのへっぴり腰で（まっすぐすべれない）ジジイのファックの方がまだ気合入ってました。簡単なように見えますが、難しいんですね、実は。それまではダスキンのスタッフでもいい仕事しそうに思ってましたが

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