昭和59年9月22日ゆうづる 1号でのアナウンス

こういうのを笑っちゃいけないもんなのについ笑ってしまうというもんであろう。この頃はまだ国鉄国労という労働者階級のお方様が「動かしたるんや!ありがたく思え!」の時代で「サービス?それなんや?食えるんか?」の時代ですから推して知るべしですが、ひでえですな、本当に。またそれを録音していた人がいて、それがネットでこうして聞ける時代でございますから、いい時代になりました。そらマニュアルも作らんとあかんし、日勤教育も必要だわ。国鉄の上層部に心から同情する。「こんなアホつれてやってまんねや」。いやごもっとも。別に全員がこういうのとは思わんがこうした人が鉄道員でござい、と胸はってる。いやはや、地方自治体も同じでございます。人間としてもどうかと思う人が給料もらってますね。朝っぱらから酒のにおい、プンプンさせてた人もいたそうですし。組合っていいですね。

この列車の中にその乗用車の女の方の死体が食い込んでるため只今救急車を迎えまして、それを取り次第この列車が発車となりますが


とか

この列車、まだどのくらい遅れて出るのかまだ予想たっておりませんが、死体は
見つかったもようですが、まだその死体の首が見つかっておりませんので、えぇ
ちょっと時間もかかりますので、

とか

まだその首がまだ見つかっていないんですけども、


はもうどこからつっこめばええねん、、と思うが、まあまだ動揺してたともいえる。
私は優しい男です。

しかしだ。


どなた様も目覚めてお降りの支度をしてお待ち下さい。列車は
今朝方の事故で現在2時間と23分程遅れて運転されております。このままの
状態で行きますと青森到着は7時26分の到着予定でございます。

とか

何番線からの発車なのか、ちょっと判りかねません

は日常でも放送される内容で激しく不安になる。車掌が何番線かわからんて、誰に聞いたらええんだ?

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