国民新党ってイタリアの変な左翼政党みてえな名前だな。「国士の会」とか「新・自民党」とか。。そやいっそのこと、「維新の風」とかどうや?あ、もうあるか。

人間はえらくならなきゃいけねえ。えらくなったら、どんな悪いことしても許されるんだ、ねえそうでしょ?」と言うのは「不知火検校」の台詞だが、人間偉くなると恐ろしい数の人を走らせて、大混乱も起こせるのだ。

最も自民党総裁ってのはそれぐらいの力は昔からあったんだが、誰もここまでやらんかったのだ。その前例をいとも簡単に無いものとした小泉純一郎ってのはすげえ。

「俺の法案をつぶしやがって!」とプンスカ怒りまくるのは政治家としては当たり前のことで、復讐するために「手段を選ばず」というのはこれまた、政治家としては正しすぎる行動なのである。

亀井静香(通称・しずちゃん)は「小泉はめちゃくちゃだ」とおっしゃられるが、それは党の事情であってこちとら、知ったこっちゃないのだ。大体、こいつは安易に「ヒトラーよりひどい」という言葉を使いすぎだ。ヒトラーが安くなる。なんか穢されたって感じだ。

小泉を長年見てて、こいつがやる男かやらん男かの見極めもできてなかったというのは「あなたの目はfusianasan」と言わざるを得ない。

やっとのことで一矢報いんと加齢の為に頭がボケてしもうた、”遅れてきた男”*1綿貫民輔(通称・民ちゃん)を担ぎ上げて「国民新党」というどこかで聞いたような。。ん?日本新党?みたいな変な名前の新党を立ち上げたのだが、誰も嫌がって近寄らん

カチカチ山じゃあるまいに、泥船に乗りたがる人はおらんのだ。大体、この人の選挙区にも東ちづるが出るとか。終わりっすね。ムーシムーシ、はーいお疲れさんでした。


 でここで話を京都に移す。京都には京都四区で田中英夫という自民党衆議院議員がおる。この男が郵政民営化法案に反対していた。野中広務の手下で亀岡市長から議員に転身した男だが、随分のんきな男でまさか解散にはなるとは思っておらずに解散の日になんと地元におったらしい。*2

この人が二度と衆議院の解散を拝めるとは思わんが、ここにはまだ党公認の候補が立っておらん。

ここによると府連の会長の裏切り直参こと伊吹文明対立候補自粛を要請している。

伊吹文明亀井派の重鎮でありながら、郵政民営化に賛成して派閥を切り崩した功績で執行部の覚えがめでたい人ではある。

地元の府連も「候補が出ても応援しない」と明言している。ここまで言われたら出さねえ気もするが。。

それでも出すのが小泉である。絶対に誰か出してくる。

で、考えてみたが適当な人が見つからん。

地元の市長・町長は野中に歯向かう勇気はないだろうし、市会府会議員もないだろう。落下傘候補の可能性が高いが、もしかしたらこの人かもしれん。

京都府の副知事である佐村知子氏である。

東大法学部という学歴で総務省からやってきた官僚さんでなかなか知名度も高く、有名な方である。女性候補だしね。

ただ、同年4月郵政事務次官として勤務。以降、郵政省東京郵政局郵務部長、郵政省貯金局業務課長、郵政事業庁貯金部業務課長他多数の要職を。。という経歴を見ると郵政民営化反対かどうかは微妙なんだが。

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*1:橋本派の重鎮でありながら橋本派が最も大変な時期に野中広務の策謀で衆議院議長に押し込められてしまい、誰もがその存在を忘れてしまっていた人

*2:市会議員の後援会のパーティーに参加していた